カレー好きな方は多いと思いますが、作るときに何かこだわりがありますか?特に多いのが隠し味ですよね。何を入れるかはひとによってほんとに千差万別です。
カレーに隠し味を入れすぎてはいない?
プロのカレーの隠し味のおすすめは?
カレーにちょい足しすると良い調味料は?
と言った疑問にお答えしていきます。
カレーに隠し味を入れすぎてない?
毎週金曜日は「カレーの日」・・・というのは海上自衛隊だそうですが、海上自衛隊の方々は護衛艦とかで毎週カレー食べてるんですね。
日本人はカレー好きな人が多いので、それぞれに独自のこだわりを持っている人もたくさんいそうです。
そのこだわりのひとつが「隠し味」ですよね。
どんなこだわりの「隠し味」を入れていますか??
家庭によって個人によって隠し味というのはかなり多岐にわたります。
ほんとにこれ入れてるの?というものもありますが、好きな味というのは本当にそれぞれなんだと思います。
調べてみると何種類かに別れるようですがほんとにいろいろありますね。
乳製品だと「バター」「牛乳」「生クリーム」「ヨーグルト」などです。マイルドな味になって食べやすくなります。
調味料なら「ソース」「ケチャップ」「しょうゆ」「コンソメ」など。
他にも定番の隠し味として「ワイン」「コーヒー」「チョコ」「にんにく」「しょうが」「チャツネ」など。
チャツネは一般的ではないのでジャムを代用している人も多いようです。
ちょっと変わったところでは「マヨネーズ」「カルピス」「かつおだし」「梅干し」・・・なんていうのもありましたが、やってみると意外に美味しいかもしれませんね。
でも、隠し味はあくまで隠し味!
いろいろ入れすぎて美味しくなくなったということはありませんか?
カレー粉で作った場合は工夫して隠し味を入れたほうが良い気がします。カレー粉の場合は薄力粉といっしょに炒めてカレールーを自分で作りますので入れる調味料の影響がものすごく大きいです。隠し味の影響も大きいので工夫のしがいがある気がします。
市販のカレールーは基本的にそれだけで美味しく食べられるように作られているはずです。他の調味料をあまり入れなくても十分美味しくできあがります。
そこに入れるわけですから、入れ過ぎるとむしろ味のバランスが崩れてしまうこともあるんじゃないかと思うんです・・・
カレーはスパイスが多いので比較的味の変化がわかりにくいものですが、やはり限度というものはあります。
カレーの隠し味は美味しくできる秘訣でもあり決め手でもあります。でも入れ過ぎは逆においしくなくなってしまうこともあります。
隠し味はあくまで隠れてるから美味しいわけです、「入れ過ぎ注意」です。
隠し味は入れ過ぎると味が変わってしまうことが多いので、少なめから試してみるといいですね。多すぎるよりは少ないほうがまだバランスが保たれています。
個人的な失敗体験としては味噌を入れすぎてしまって微妙な味になってしまったことがあります。少量入れるととても美味しかったんですけどね。
あとはジャムとチョコを入れたら甘すぎてやはり微妙な味になりました。量が多かったんだと思います。
今はカレー作るときはその時の気分で1種類だけ少量入れています。
カレーの隠し味おすすめは?
カレーの隠し味としてプロがおすすめするものというのがあります。
「オイスターソース」
プロが選んだカレーの隠し味第一位がオイスターソースです。一晩寝かせたカレーのような深みのある美味しさになります。
オイスターソースを煮こむときにちょっと加えるか、最後の仕上げに少しだけ入れるか、どちらでも好みでかまわないと思います。
オイスターソースは「牡蠣」のエキスがたっぷりはいった栄養豊富な調味料です。魚介類のカレーにはもちろんものすごく合いますが、普通のお肉を使ったカレーや野菜メインのベジタブルカレーにも合いますよ。
塩味がきつくないので塩分の多さをそれほど気にしなくてもいいですし、雑味が少ないので嫌な味になりにくいというのもあります。
入れる量はお鍋一杯に対して小さじ1~2杯ほどです。
「ココア」
砂糖が入っている調整ココアではなくココアパウダーのことです。コーヒーやチョコの隠し味を入れる人も多いですが、プロはココアがおすすめなようです。
インスタントコーヒーだと苦味が強く出てしまい、チョコだと甘みが出てしまいますが、ココアなら上質な苦味と風味が出てコクも出してくれて味の幅が広がります。
お肉にまぶして臭みを取るのに使うこともできるようです。
使い方は少量の水かお湯に溶かしたペースト状のココアを入れていきます。入れる量はお鍋一杯に対して5~10gほど、味を見ながら少しずつ足していきましょう。
カレーにちょい足しするといい調味料
調味料でカレーに合うものというのもたくさんあります。
よく使われているものといえば「ウスターソース」「ケチャップ」「しょうゆ」あたりではないかと思います。
確かにちょっといれると風味が出て美味しくなりそうです。
「ウスターソース」はそもそも野菜や果物の旨みがたっぷりと入っていて香辛料もたくさん入っている「旨味」の塊のような調味料です。
野菜炒めにウスターソースで味付けするとそれだけでおいしくなるのも納得です。
カレーをうつわに盛ったあとで最後にウスターソースを掛ける人は多いようです。調理途中でウスターソースを入れるというやり方もありますが、食べる直前にかける人のほうが多いかもしれません。
ウスターソースをかけると少しだけ香りや風味が増してマイルドな食べやすい味になるようです。
「ケチャップ」はトマトと甘みが組み合わさった味付けなのでカレーにもぴったりです。甘みがあるので子どもでも食べやすい味になりそうです。
さらにトマトの酸味が加わってさわやかな味になります。トマト自体を入れるカレーもいいですが、トマトケチャップなら手軽にトマトの味も加える事ができていいですね。
「しょうゆ」は和風の風味を少し欲しい人には人気の調味料です。しょうゆ自体も発酵食品の一種なので複雑な旨味があり、隠し味として優秀ですね。
発酵食品は発酵の過程で「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」などを作り出すことが多く、しょうゆもこの五味をしっかり含んでいます。さらにコクも加わるので隠し味には最適です。
ウスターソースとケチャップの両方を入れる人も多いですし、この3種類全部を入れる人もいるようです。
入れる量は多すぎないように気をつけて、「隠し味」として適量を入れるようにしてください。
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まとめ
みんなが大好きなカレーですが、隠し味も家庭によって違うのでそれが「我が家の味」になるということでしょう。
できるだけ美味しく作って大満足の味になるといいですね。