
かかとが乾燥してぱっくり割れてしまうことがあります。
このパックリ割れって痛いしなかなか治らないし、どうすればよくなるんでしょう・・・。
かかとのぱっくり割れの原因はなに?
かかとのぱっくり割れによく効く薬は?
かかとのひび割れにおすすめのケアは?
と言った疑問にお答えしていきます。
かかとのぱっくり割れの原因は?
冬になって乾燥してくると人間の体も乾燥していきます。
気がついたらかかとがガサガサになってぱっくり割れてしまうことがあります。血がにじんでしまったり歩くときに痛いんですよね・・・
かかとがぱっくり割れてしまう原因とはなんでしょうか?
原因としてはいくつかありますが、一番の原因はやはり乾燥でしょう。
足の踵は水分が不足しがちで乾燥しやすい環境にあります。乾燥した皮膚は油分や水分が不足しがちです。
足の裏は体重を支えているので角質が厚くなりがちです。さらに歩くことも多く地面からの刺激もたくさんあります。
そういった刺激を受けて特にかかとの角質が厚くなってしまいます。角質は外部からの刺激に対してクッションの役割も果たしています。
通常は角質にも水分が含まれていることが多いのですが、角質が厚いので身体が水分を届けようとしても届かなくなってしまいます。
乾燥している時期は水分が失われがちになりますが、特に足の裏は水分が失われがちです。
角質はどうにかうまく機能を果たそうとしてますます厚みを増していき乾燥していきます。
ひびわれた鏡餅というか、干上がった湖というかのような状態になってしまいます。
そうした乾燥した状態の角質に一定の力が加わってしまうと・・・ぱっくりと割れてしまうんです。
つまり、油分や水分がない乾燥したかかとの角質がどんどん厚くなり、厚みをました「角質」が「乾燥」によってますます悪化してパックリと割れてしまうということなんです。
かかとの乾燥状態に気がついていないと、ある日突然かかとがぱっくり割れて痛みに襲われるということになります。
・・・ということはこのかかとの乾燥と厚くなった角質を何とかしないとダメということですね。
かかとのぱっくり割れにいい薬
血がにじんでいたり、痛みが酷い状態を何とかするにはどうしたら良いんでしょうか。
まずはぱっくり割れた状態のキズをなんとかしましょう。
乾燥して水分がなくなってしまっている状態なので水分の補給、さらに油分も足りなくてカサカサしているので油分の補給も同時に必要です。
傷薬を塗ってその上から油分でフタをして乾燥しないようにするイメージをしてください。
家庭に常備してある傷薬軟膏をまずは塗ってみてください、とりあえずオロナインとかはありませんか?
もしなければドラッグストアで傷薬を購入してください。
ヒビケアとかはこういった用途にぴったりですね。
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傷の部分にていねいにしっかりと塗ってください。時間を置いて2~3回塗ってもいいですよ。
傷薬の軟膏を塗ったら乾燥しないように油分を塗ります。
おすすめはワセリンです。ワセリンは薬局で購入できます。
ラップで覆うと乾燥せずに薬が浸透するのでおすすめです。寝るときにはラップはとって下さいね。
かかとの厚くなった余分な角質もできればとった方がいいですね。
少し状態が良くなったら角質の手入をして状態が良くなるようにしていきましょう。
かかとのひび割れにはこのケア
かかとの角質を薄くして保湿を心がければかかとのビビ割れも改善していきます。
かかとのケアの仕方は「角質を取る」「保湿する」「乾燥を防ぐ」の3つです。
角質を取るにはまずお湯で温めて皮膚を柔らかくします。いきなり角質を削るのはやめたほうがいいですね、刺激が強すぎます。
お風呂でも良いですし、洗面器やバケツにお湯を入れて足を入れて温めます。ふやけない程度でかかとの皮膚が柔らかくなるくらい温めてください。
十分柔らかくなったらタオルで水分を拭き取り、かかとの角質を少しずつ削っていきます。濡れたまま削ると角質を削りすぎる可能性があるので注意してください。
注意点は削り過ぎないことです。やすりは一定方法に動かして往復させないほうが皮膚を痛めません。
一回で全部削ろうとせず、何回かに分けるつもりで少しずつ削っていってください。削り過ぎると余計に角質が厚くなってしまう可能性もあります。
角質を削ったら保湿します。
ローションや保湿クリームを塗りしっかりと水分を補給しましょう。
そして乾燥を防ぎます。
乾燥を防ぐためにワセリンやオイルなどを塗ってください。さらに靴下を履いて保護してください。
ヤスリは足の角質専用のものが薬局でも手に入るとおもいます。軽石は削り過ぎや刺激が強いこともあるのであまりお勧めできません。専用のやすりがをひとつ用意しておけば洗って繰り返し使えます。
![]() ピーシャイン ビューティフット[ピーシャイン 軽石・かかとやすり] |
きちんとした状態になったらかかとを削るのは1週間か10日に一度でかまいません。保湿は毎日心がけてください。
⇛ 皮膚の乾燥がかゆみの原因?対策は?乾燥肌の保湿はどうする?
まとめ
かかとは皮脂腺がないのでそもそも乾燥しやすい部位です。
日頃のお手入れでキレイなかかとを保って、痛いぱっくり割れにならないように気をつけたいですね。