
冬になるとしもやけに悩まされる人も多いと思います。しもやけは痛いしかゆいし腫れあがってなかなか治らないし、ほんとにつらいですよね。
しもやけの治し方は?
しもやけはなぜできるの?
しもやけを予防する方法は?
と言った疑問にお答えしていきます。
しもやけの治し方は?
寒くなるとしもやけができやすくなります。冬になって寒くなるとできやすいので気温が関係しているのは間違いなさそうです。
しもやけを治すのに一番大事なのは「血行を良くする」ということです。
では血行を良くするためには具体的にどうすれば良いんでしょうか。
温冷療法
口コミでもこの方法は効果があるという意見が多く、実際に私が自分でやったことがある方法です。
手足にできたしもやけに良い方法です。
血行を良くする方法のひとつに「温」と「冷」を交互におこなうと血流が良くなるというものがあります。この方法を利用して血行を改善します。
やり方はいくつかありますが、一番簡単なのが温冷交代浴、いわゆる足湯です。
足が入る大きさの洗面器やバケツを二つ用意します。
片方に暖かいお湯を入れて、もう片方には水を入れます。
まずはお湯に足を入れてしっかりと温めます。指先だけではなくくるぶしくらいまで入れると身体全体が暖かくなります。
時間的には5分くらいが良いですが、時間がないときは2分くらいでかまいません。全体が暖かくなったと自覚できる程度は温めてください。
そのあと水に足を入れます。あまりにも冷たい水だとショックを起こしてしまうので慣れていないときや心臓の悪い方は少しお湯を入れて調整しましょう。でも、「冷たい」と感じる温度じゃないとだめなので、覚悟をきめて足を入れてくださいね。
お水に入っている時間は1分ほどでOKです。最初は30秒から始めればOKですよ。
次にまたお湯に入りましょう。お湯がぬるくなってしまったらお湯を足しましょう。そのためにポットや水筒にお湯を入れてそばにおいておくと良いです。
しっかり温まったらまた水に入ります。この水もぬるくなってしまうと効果が落ちるので、冷たい水を用意しておいてちょっと足します。
これを交互に3~5回繰り返します。
最後に水で終わりますが、このときは時間をおかずにさっと水につかる程度で終わってかまいません。
タオルでしっかり水気をふき取ります。
しもやけの軟膏をていねいにすり込んで、冷えないようにあたたかい靴下を履いて保温しましょう。
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どうしてこのやり方で改善されるのかと言うと、血液の循環が促進されるんです。昔からある民間療法ですが、理論的にも理にかなっています。
しもやけの改善だけではなく、むくみや冷え性にも効果があります。
足を暖めているだけなのに、水で冷やしたりもしているのに、身体全体がホカホカと暖かくなっているのを実感できるんじゃないかと思います。
とっても簡単なのに効果があるので悩んでいる人は実行してみてくださいね。
しもやけはなぜできるのか?
しもやけができる一番の原因は血行不良でしょう。
寒さや締め付けなどで血液の循環が悪くなり、血行が悪くなった部分が冷やされて赤く腫れ上がります。見た目が凍傷のような炎症のような感じになってしまいます。別名は「凍瘡(れいそう)」といいます。
しもやけは冬の季節の病気の一つで痛みやかゆみを伴い、悪化してしまうとただれたようになってしまったり腫瘍のようになってしまいます。こうなると雑菌が入ってしまう心配もあるので病院に行ったほうが良いですね。化膿してしまった場合はステロイド入りの軟膏を使うことが多くなります。
しもやけは子供がなるイメージが多いかもしれませんが、じつは大人になってもなる人が結構多いんです。
特に筋肉の少ない冷え性の女性は注意が必要です。
皮膚の低温が長く続くことで症状がでてしまうので末端が冷えやすい人は特になりやすいかもしれません。
また遺伝でなりやすい人もいるので、家族でしもやけの人がいる場合は自分も気をつけるようにしましょう。
更年期や出産後のホルモンバランスの崩れで血行が悪くなっていることもあるので、その場合は根本原因を改善していく必要があります。
しもやけの予防方法とは?
しもやけはできてしまうとつらいので、できないように予防していきましょう。
では予防方法には何をすればいいのでしょうか。
- 身体を冷やさない
身体全体が冷えないようにする事ももちろん大事です。
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- 身体を締め付けない
靴下やストッキングもあまり締め付けないものを選んでください。
- 濡れたままにしない
手を洗ったあとは必ず拭いて水気を拭き取り、汗をかいた後も汗を拭いたり着替えたりして濡れたままにしないようにしてください。
足に汗をかいて靴下が濡れてしまう人は、代えの靴下を持ち歩くのも手ですよ。
炊事で水仕事をするときはゴム手袋をするとかなり違います。
- 運動をする
寒いので運動できないと言う人は、少なくとも日常の中に運動をできるだけ取り入れて筋肉を落とさないように意識しましょう。
- ビタミンE
ビタミンEが含まれている薬を塗ったり、サプリを飲んだりするのも良いでしょう。
アーモンドには豊富なビタミンEが含まれているので、おやつに食べるのもおすすめです。
- マッサージ
強すぎる刺激は皮膚に良くないので、ほどほどに。
まとめ
しもやけは体質でなりやすい人も多いですが、できる限り予防してしていけば変わっていくと思います。
実際私もこの数年はしもやけはできません、しもやけができないのは快適ですね。