梅ジュースの効果や効能について 作り方簡単なものや注意点は

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梅の実をつけた梅シロップ(梅ジュース)は甘くて風味が良くておいしいですね。
この梅ジュースは梅の成分がたっぷり溶け出しています。身体に良い成分もしっかり入っているということですね。
作り方はむずかしくないので、夏の暑さに備えて作ってみませんか?

梅ジュースの効果や効能は?
梅ジュースの作り方で簡単なものは?
梅ジュースにまつわる注意点は?

と言った疑問にお答えします。

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梅ジュースの効果や効能は?

梅には身体に良い健康効果があることがわかっています。

「疲労回復効果」「血液の浄化作用」「食中毒の予防」「糖尿病の予防」「胃がんの予防」「ダイエット」と言った効果があると言われています。
他にも「カルシウムの吸収率を上げる」ので骨粗しょう症の予防や貧血の予防などにも効果があります。
すごい効果ばかりですね。

梅には酸っぱい成分のクエン酸が豊富に含まれています。

人間のエネルギーの回路のひとつに「クエン酸回路」と言うものがあります。
日常に食べて取り込んだ栄養分は分解されてエネルギーとなりますが、そのときの仕組みのひとつがクエン酸回路です。

食べたものがクエン酸回路によって分解されて炭酸ガスと水とATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーが作られます。このATPは人間の活動の基本となるエネルギーで基礎代謝などに使われます。

このクエン酸回路がきちんと働いていると余分な脂肪を作らず身体の疲れもなく調子がいいのですが、上手く働かないと乳酸が増えて血液が酸性に傾いてしまい疲労感も感じるようになります。

人間の身体は弱アルカリがもっとも理想的だといわれています。
しかし現代の食事は肉、魚、パンなどの高カロリー食やインスタント食品、加工食品が多くどうしても酸性に傾きがちです。

酸性の血液と言うのはいわゆる「ドロドロ血液」のことで、血管を詰まらせて動脈硬化の原因になったり腎臓に負担をかけたり慢性病の元になったりしてしまいます。

酸性を中和するにはアルカリ性の食品をたくさんとらなければなりません。
野菜はアルカリ性のものが多いですが、中和するにはたくさんの野菜を毎日食べなければならないわけです。
これってけっこう大変ですよね・・・

梅はアルカリ食品なので中和してくれるんです。
しかもアルカリがかなり豊富なので野菜に比べて少ない量で中和してくれます。

クエン酸を食べることで身体の疲労感を軽くして、酸性に傾きがちな体を中和することができるんです。
梅が酸っぱく感じるのはクエン酸が豊富に入っているからなんです。

梅の効果ってすごいんですね!
これはぜひとも梅ジュースで健康的な生活をおくりたいものです。

梅ジュースでもこの梅の効果を実感できるので「簡単・おいしく・健康に」なるためにも取り入れてみてはどうでしょう。

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梅ジュースの作り方は簡単です

簡単に作れる梅シロップの作り方です。

冷暗所に置いておく事が必要なので、冷蔵庫で保存する場合は容器の大きさに注意してください。

この作り方がポピュラーで簡単だと思います。

この大きさの容器なら冷蔵庫でも大丈夫そうですね。
ただし冷蔵庫だと出来上がるのに時間がかかります。

カビを防ぐためにも一日に2~3回上下に振ることを忘れないでくださいね。
だいたい2週間くらいで梅シロップができると思います。

シロップが出来上がったら梅は取り出して、冷蔵庫で保存してください。

取り出した梅は種を取ってペーストやジャムを作るとお菓子や料理に利用できます。梅ペーストは冷凍すれば長く持ちますので一回分ずつに小分けにしておくと良いですよ。

使った梅の実の再利用の方法はこちらの記事で
梅シロップの梅の実の再利用法

洗った梅を冷凍してから作ると発酵を防ぐことができるのでおすすめです。シロップの抽出も少し早まります。
梅をビニール袋などに入れて冷凍庫に24時間入れるだけなので、前日に準備をしておけば良いだけです。

梅は青梅のほうが傷が少なくさっぱりとした味に仕上がります。もちろん熟した梅でもかまいませんが、その場合は早めに取り出さないと繊維が崩れて溶け出してにごったシロップになってしまいますので気をつけて下さい。

梅に傷があるとカビや腐敗の原因になるのでよけてくださいね。

できた梅シロップを水や炭酸水で割ればおいしい梅ジュースの出来上がりです!

梅ジュースにまつわる注意点

よく青い梅は毒があるから注意・・・といわれますが、シロップを作った後の梅は食べても大丈夫なのでしょうか?

毒性があるのは種の部分で身のところはそれほど問題はありません。
そもそも青梅の毒は一気に2~300個食べないと影響はでないらしいです。

さらにアルコールや砂糖に漬けたものは毒の成分が分解されるのでほぼなくなってしまうんです。
お酒や砂糖で漬けたものは色が変わっていることが多いですよね、あの状態なら毒は抜けているので通常なら大丈夫です。

梅の実を利用してジャムを作る場合も必ず種を取るようにすれば問題ないです。

もしどうしても心配なら熱を加えて保存してみてはどうでしょう。
鍋にシロップを入れて80度で10分、冷めたらビンに入れて保存しましょう。
保存瓶は必ず煮沸消毒してくださいね。

まとめ

簡単な作り方でできる梅シロップは健康にも良いですが、何よりおいしいのでぜひ作りたいと思ってしまいます。
夏の暑い日に飲む梅ジュースは本当に幸せな気分になりますからね。

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