日焼けに気をつけている人は多いでしょうが、どんな対策をしていますか?いろんなグッズを使って対策していると思いますが大変ですよね・・・
じつは身体の中から日焼け予防をすることができるんです。食べるものに気をつけて食べる時間をちょっと考えるだけで良いんです。
日焼けを予防する食べ物は?
日焼けは食べ物で悪化する?
日焼けと食べ物の注意点は?
と言った疑問にお答えしていきます。
日焼けを予防する食べ物は?
日焼けは肌の老化を促進するといわれており、できるだけ日焼けしないように頑張っている方も多いと思います。
日焼け止めはもちろんサングラスに日傘、長袖のはおりもの、サンバイザー、UVガード手袋・・・といろいろ対策をしていらっしゃいますよね。
もちろん紫外線を外側から防ぐことはとても大事なことです。
でも外側からの紫外線対策だけじゃなくて、身体の中からの紫外線対策というのを考えてみてはどうでしょうか。
日焼けに対して効果的な食べ物というものあるんです。
まず日焼けにはビタミンがとても効果的です。
特に「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」はとても有効です。
いわゆる「ビタミンACE(エース)」と言われている組み合わせで、名前からしてものすごく効き目がありそうです。
ビタミンC
ビタミンCは美白化粧品でも入っていることが多く、美白対策・美肌対策には欠かせないものです。
ビタミンCはコラーゲンの生成を促す作用があり、美しいお肌を作るためにはぜひ取りたい栄養分です。またメラニン色素を抑える働きというのもあるのでシミ・そばかすに効果的です。
つまり日焼けによるシミを予防する効果と、日焼けによってできてしまったシミを薄くする効果があるということです。すばらしいですね!
さらに活性酸素の働きを抑えるので老化予防のためにも毎日ビタミンCは摂りたいですね。
ビタミンCは水溶性で3時間前後で体の外に出てしまうので、一度に大量にとらずに毎食食べるのが理想です。
ピーマン・アセロラジュース・レモン・柿・いちご・キウイ・焼き海苔・パセリなどです。
特に果物や野菜に豊富に含まれています。
ビタミンA
ビタミンA(βカロチン)は抗酸化作用がとても強くお肌の新陳代謝には欠かせないビタミンです。活性酸素を抑える働きがあると言われており、シミを作らないためには毎日摂りたいビタミンです。
粘膜を保護するためにも欠かせないビタミンのひとつです。
ビタミンAは脂溶性ビタミンで上限が決まっており、動物性のレチノールと植物性のβカロチンがあります。
植物性のβカロチンは必要な分が体内でレチノールに変わるので過剰摂取を心配する必要はありません。
ビタミンAは油といっしょに食べると吸収が良くなります。
うなぎ・レバー・卵・しそ・にんじん・パセリ・バジル・ほうれん草・かぼちゃなどです。
動物性のレチノールと植物性のβカロチンがあります。
ビタミンE
ビタミンEは老化防止に有効と言われているビタミンで、強い抗酸化作用を保ちます。若返りビタミンとも言われており、血液をさらさらにして血行を良くしてくれます。
つまり新陳代謝が良くなるのでお肌にとても良いわけですね。
ビタミンEは脂溶性ビタミンで上限が決められていますが、食べ物で上限に達することはほとんどないのでサプリの飲み過ぎに気をつけてください。
アボガド・アーモンド・うなぎ・はまち・かぼちゃなどです。
これらのビタミンC、ビタミンA、ビタミンEをいっしょに摂ると相乗効果でより効き目が期待できるんです。もう最強です!
ぜひ組み合わせて食べるようにしてくださいね。
日焼けは食べ物で悪化する!?
では逆に食べたものによって日焼けが悪化することはあるんでしょうか。
いわゆる「光毒性」をもつ食べ物に気をつけるようにしましょう。
日焼けのために避けたほうがいい食べ物は「ソラレン(ソラーゲン)」が含まれている食べ物です。
ソラレンは紫外線の吸収作用があり、肌にダメージを与える可能性が高くなります。
ソラレンが含まれる食べ物で夏に食べることが多い食材もたくさんあります。
柑橘系果物
サッパリさわやかで美味しい夏の果物とも言える柑橘類にはソラレンが含まれています。
オレンジ、グレープフルーツ、ライム、レモンなどは夏に食べることが多いんじゃないかと思います。
柑橘系の果物は良質のビタミンがたっぷり入っているので、美白のためにはぜひ取りたい食べ物です。
他にもキウイフルーツ、いちじくなどにも含まれています。
きゅうりや香味野菜
きゅうりも代表的な夏の野菜です。95%が水分でできているというきゅうりはみずみずしくておいしい野菜ですよね。
美白作用があると言われているきゅうりですが、じつはソラレンを含んでいるんです。
きゅうりにはビタミンCやカリウムが豊富に含まれており夏のむくみやすい身体にはぴったりな野菜です。
他にもソラレンを含んでいる食べ物は三つ葉、セロリ、パセリ、しそなどの香味野菜、クロレラにも含まれています。
日焼けと食べ物の注意点
日焼けに効果的な食べ物である柑橘類や野菜が日焼けを悪化させるというのは困りましたね・・・
たしかに柑橘系の果物や野菜の一部は光毒性のソラレンを含んでいるのは確かです。
しかし食べ方に気をつければ問題はありません。
ソラレンの作用は食べて2時間後にピークになり、6~7時間は影響が残ると言われています。
つまり食べて7時間のあいだに紫外線を浴びると肌に影響があるかもしれないわけです。
ということは夕方以降に食べれば問題はないわけですよね。
朝食に食べると日焼けしやすくなりますが、夕食に食べればビタミンが摂取できてソラレンの影響も関係なくなるので大丈夫です。
夏は暑さで食欲がなくなるので夕食にさっぱりした果物や野菜を食べるのはむしろ良いかもしれません。
柑橘類や野菜はビタミンが豊富で、食べ方さえ間違えなければ美白作用を持っています。
ビタミンCが豊富なオレンジやレモン、グレープフルーツなどの柑橘類、むくみを解消するきゅうり、ビタミンAが豊富なしそやパセリもぜひ食べてくださいね。
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まとめ
毎日食べている食べ物で日焼けに影響があるというのはおどろきですね。
ちょっとした気遣いで日焼けも防げてシミのない綺麗な肌をキープすることができます。
食べる時間を考慮するだけなのでぜひ参考にしてくださいね。