食材で冷凍できるものは?冷凍保存の方法は?保存期間は?

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冷蔵庫にはいっている食材が気が付かないうちに傷んでしまった・・・ということは結構あるんじゃないかと思います。
安かったのでつい買いすぎてしまったり、他の食材もあるので使いきれなかったり、食べるタイミングがあわなかったりといろんな理由がありますよね。
食べられなかったというのは残念ですし、食材をロスしてしまうのは何よりもったいないです。
すぐ食べるものじゃなければ冷凍するという方法が良いんじゃないかと思います。

食材で冷凍できるものは?
食材の冷凍保存方法は?
食材の冷凍保存期間は?

と言った疑問にお答えしていきます。

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食材で冷凍できるものは?

食材はもとより調理済みの料理もかなり冷凍で保存をすることが可能です。

実は個人的には以前は冷凍保存は美味しくないと思っていました。
しかし冷凍した食品の特徴をきちんと知りきちんとした管理をすれば問題なく美味しくいただけるということを知りました。
今では世の中の8割以上の食材は普通に冷凍保存できるのではないかと思っています。

もちろん冷凍に向いている食材、向いていない食材というのがあります。
更に冷凍保存の方法、解凍するときの注意など、ちょっとしたことに気をつければ問題なく冷凍できることも多いです。

「冷凍はできるけれど風味などが変わるので調理に使うぶんにはOK」とか「そのまま冷凍はできないけど調理したものなら冷凍できる」とか、ちょっとの工夫で使えることもあります。

基本的には使う時の事を考えて冷凍するということが大切です。
つまりきちんと下処理してから冷凍するということなんです。

たとえばお肉を冷凍するとします。
500グラムパック入りのお肉をスーパーで買ってきた場合、そのパックのままの冷凍はしません。小分けして冷凍をします。

育ち盛りの子どもがいたり大食漢の家族がいるなら500グラムのお肉を全部使う料理をつくることもあるでしょうからそのまま冷凍でもかまわないと思います。

でも一人暮しや少人数の家庭、家であまり食事をしないという場合は使いやすい分量というのがあるんじゃないでしょうか。
一回分でどのくらい使うかを考えて一回分ずつの量に小分けすると、使いやすいし楽ですよね。

これはどの食材についてもいっしょです。
「一回分ずつの量で冷凍する」というのが基本です。

そのまま何も気にせずに冷凍できるのは食パンくらいなんじゃないかと思います。食パンも私はそのまま冷凍してしまいますが、ていねいに1枚ずつラップで包んで冷凍する人もいます。

ほんとに便利なので使わず嫌いは損しちゃいますよ。

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食材の冷凍保存方法は?

では基本的な食材の冷凍保存方法です。

基本はラップしてそれを冷凍保存用のジッパー付きの袋にいれて冷凍します。
冷凍保存用の袋は量販店や100円ショップでも普通に売っているジッパー付きのもので、サイズはSサイズからLサイズまで揃えていますが基本はMを使っています。何を入れているのかを書き込めるところがあるので、品名と日にちを書きます。ラップしてあるものを入れているので繰り返し使うことも可能です。

  • 肉類
一回分ずつをラップで包み、冷凍保存用の袋に入れて冷凍します。一人分何グラムと考えてもいいし、多めと少なめに分けたり、調理によって使い分けても良いでしょう。

鶏肉は塊の場合は半分や一口に切ってしまいます。塊はそのまま焼いたりできるように切れ目を入れて火が通りやすい形にしてしまいます。

ひき肉は一回分ずつラップで小分けにします。またはラップに平らに薄く伸ばして、ラップの上から菜箸で線をつけます。冷凍ひき肉を使う分だけ折って利用できます。

ベーコンは1枚ずつ、または2枚ずつラップしておくと使いやすいです。

肉は調理するときは半解凍くらいにしてから調理するとちょうどいいですね。
ひき肉やベーコン、ウインナーは解凍せず凍ったまま調理で大丈夫です。

  • 野菜類
使いやすいように切ってから冷凍保存袋に入れて冷凍します。
野菜は冷凍すると繊維が壊れてしまうのでシャキシャキ感はなくなり生野菜サラダには使えなくなりますが、調理するぶんにはそれほど気になりません。煮物などは味がしみるのでむしろ冷凍してから煮ることもあるくらいです。

きのこ類は使いやすく切ってそのまま保存袋で冷凍です。
えのきだけは3センチ位に切ってほぐして冷凍すれば使いたいだけ取り出せます。しめじもほぐしてそのまま保存袋で大丈夫です。
きのこ類は冷凍したほうがおいしくなるのでほぼ冷凍しています。

にんじんは使いやすく切って保存袋に入れて冷凍できます。皮を剥いて薄切りや短冊切り、角切りなどにして調理によって使い分けてもいいですね。大きめに切ったものは軽く下茹でしてから冷凍したほうがいいかもしれません。

チンゲンサイは根本を切り落としてよく洗い水気を拭いて、そのままもしくは使いやすく切って保存袋に入れてください。使う分だけ取り出して調理でき、冷凍してもあまり味が変わらず食べられます。

たまねぎは薄切りにして、キャベツはざく切りにして、もやしは一回分ずつ小分けにラップして保存袋に入れます。
たまねぎは繊維が壊れて甘みが増しますので炒めたり煮込んだりする料理が向いています。
キャベツやもやしはそのままフライパンに入れて野菜炒めにしたり、スープや味噌汁の具にしたりするといいですね。

野菜は凍ったまま調理しないと水分が出てベチャベチャになってしまうことがありますので気をつけてください。
解凍はせずにそのままフライパンに入れたり、スープに入れたりしてください。

食材の冷凍保存期間は?

ではこうして冷凍した食材はどのくらい保存できるものなんでしょうか?

一般的には冷凍保存したものは1ヶ月と言われています。
魚介類はできれば2週間で使ったほうがいいと言われています。

野菜は保存法によって2ヶ月位大丈夫なこともあります。

これはあくまでも個人の感想なのですが、実際はもうちょっと大丈夫かな・・・と個人的には思っています。

もちろんできるだけ早く食べたほうがいいですが、そこまで気にしなくてもそこそこ大丈夫かなというのが実感です。
あくまで個人の感想なので、自己責任でお願いしますね。

冷凍保存はとくに一人暮らしの人にはかなり便利な保存法です。
食材の量が多くて食べきれなかったり、同じものばかり食べるようになってしまいがちです。
「いろいろなものが食べられる」「食品を無駄にしない」といいことがたくさんありますので、活用してくださいね。

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まとめ

実際は冷凍をよく使うようになってから調理も楽になったしムダも減りました。
ただし冷凍庫はいつも満杯ですけどね・・・冷凍も使いようという感じでしょうか。
そのまま食べられるならそのほうがいいですが、無駄になりそうな食材があったら冷凍してしまってはどうでしょうか。

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