
口内炎は多分ほとんどの人は一度はなったことがあるんじゃないでしょうか。
痛くて食事の時間がつらくてゆううつになってしまう口内炎・・・どうにか対処する方法はあるんでしょうか?
できるだけ速く治す方法はないんでしょうか?
口内炎が痛い時の対処方法は?
口内炎の治し方で即効なのは?
口内炎の直し方で栄養は?
と言った疑問にお答えしていきます。
口内炎が痛い時の対処方法は?
口内炎ができたことのある人ならわかるでしょうが、痛くて不快、食事がつらい、とにかく憂鬱になってしまいます。
時間がたてばだんだん良くなりますが、痛みを我慢しているのはストレスです。
口内炎と言っても種類がありますが、今回は一般的なアフタ性口内炎についての対処法です。
唇の内側にボコっとした炎症ができてしまう事が多いですね。
そもそも口内炎の原因は細菌です。傷がついた粘膜に細菌が入ってしまい菌が増殖して腫れてしまうことが多いようです。他にも体調不良から粘膜に潰瘍ができてしまうということもあるようです。
傷口に細菌が入りこんだので体の免疫機能が働き白血球などが戦い、それによって痛みが引き起こされます。
痛みの原因は細菌なのでそれを洗い流せば早く良くなるということですね。
この痛い口内炎ができてしまったらどういった対処をすれば良いのでしょうか?
うがいをする
口内炎の対処法でいちばん効き目があると言われているのがうがいです。
口の中を清潔にして、細菌を洗い流すようなイメージでよく口の中をゆすぎましょう。
殺菌成分が入っているうがい薬でも洗口液でもなんでもかまいませんので、そういったものをつかってブクブクとうがいをしてください。
うがいをするタイミングですが朝起きてすぐ、毎食後、夜寝る前は必ず行ったほうが良いです。
起床してすぐは寝ているあいだに細菌が増えてますし、寝ているあいだに細菌を増やさないように就寝前にもうがいした方がいいですね。
もちろん食事をしたあとは必ずうがいです。
洗口液がなければ塩水でもいいですが、傷口にちょっとしみて痛いかもしれません。でも塩水うがいは効き目があるという口コミもあるので我慢できるならやってみてはどうでしょう。塩の殺菌力が効いているんだと言われています。
アルコール系の洗口液は傷口を乾燥させてしまうことがあります。傷口は乾燥させないほうが早く治るのでうがいの後に水でもすすぐといいですね。
もちろん歯磨きも口腔を清潔にするためには必要ですが、歯ブラシが当たると痛いので口内炎の回りは控えめにしてしっかりうがいしましょう。
体調を整える
風邪気味だったり体調が悪かったりすると炎症が起こりやすくなることがあり、口内炎も体調不良でできてしまうことがあります。
睡眠不足や疲労、ストレスを溜めないように気をつけましょう。
とくに睡眠不足はストレスになりますので、口内炎ができているということはストレスも溜まっているかもしれないと考えてしっかり睡眠を取りましょう。
免疫力が落ちているとなかなか治らなくなってしまいます。
バランスの良い食事
食生活の乱れかから口内炎になってしまう人も一定数います。
口内炎ができているあいだは痛みがあるので食べられるものを食べればいいと思いますが、食生活を見なおしてバランス良く食べるように心がけてください。
食生活を変えるのは即効性はありませんが予防という点からもぜひ実行してください。
ビタミンが不足すると口内炎ができやすくなるので気をつけてください。ビタミン欠乏による口内炎にはバランスの良い食事を心がけましょう。
口内炎ができているあいだは香辛料などの刺激物、硬い食べ物はやめておきましょう。
口内炎の治し方で即効なのは?
口内炎が痛くてつらくてとにかくどうにかしてほしいという方もいるでしょう。
なんでもいいから口内炎を即効で治療できないのでしょうか?
一刻も早くということでしたら病院に行くのが一番早いですね。
病院でレーザー治療してもらうのがいちばん即効性があるんじゃないかと思います。
痛みがすぐに引いて副作用もなく即効で楽になります。
ただしこのレーザー治療は保険が効かないので自費診療となるので費用がかかるのが難点です。
口内炎のレーザー治療をしてくれるのは歯科医(口腔外科)です。耳鼻科でもやっているところもありますが病院にもよるので問い合わせてからにしてください。
費用は病院によってまちまちで、数百円から3000円といったところでしょう。費用についてもそれぞれの病院に問い合わせしてみてください。
副作用はなく、治療もほんの数分で終わるので子供でも妊婦さんでも大丈夫です。
あまりにも痛くて日常生活に支障をきたす、痛みが酷くて眠れない、とにかく早く治したいという人には良いかもしれません。
口内炎の治し方で栄養は?
口内炎を早く治すにはバランスの良い食事も大事だというのはわかりました。
では口内炎を早く治すために必要な栄養分とはどんなものでしょうか?
皮膚や粘膜に良いビタミンを取るようにしましょう。
「ビタミンB2」は皮膚や粘膜を健康的に保ってくれるビタミンです。ビタミン不足による口内炎の薬には必ず入っているビタミンです。
肌荒れや皮膚炎にも欠かせません。
ビタミンB2はうなぎ、レバー、いわし、チーズなどに多く含まれています。
「ビタミンC 」は抵抗力をつけるためにも摂りたいビタミンです。細菌への抵抗力を高めるために、ストレス耐性にもビタミンCは有効です。
ビタミンCは緑黄色野菜、果物などに多く含まれています。
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⇒ 口内炎が痛い時の食事
まとめ
痛い口内炎を早く治すにはうがいはほんとに効果があります。
うがいは口の中の清潔も保てますので習慣にしてもいいですね。
口内炎ができそうだと思ったらうがいしておくと良いんじゃないでしょうか。
コメント
歯科医です。あまり知られてませんが。テラコートリル軟膏とケナログを1:1~1:2の割合で混ぜるとアフタ性口内炎に良く効く特効薬が出来ます。詳しくはファミリー歯科口内炎の治し方ブログをご覧ください。
長尾忠さま、コメントありがとうございます。
テラコートリルやケナログは市販薬もあるので手軽ですし、この薬は混ぜても大丈夫なのですね。
口内炎の薬はテラコートリルを使ったことがありますが効いた実感は正直ありませんでした。今度アフタ性口内炎になったら試してみたいと思います。
有益な情報ありがとうございました。