引越しで賃貸が安い時期はいつ?物件が多いのは?見学はするべき?

939957aea24c3fdf79badfc279c2e33a_s

引越しをしようと思った人が考えるのが気に入った部屋が見つかるかどうかです。
賃貸だったらできるだけ気に入った部屋が安く見つかるとうれしいですよね。
物件が安くなっている時期があればその時期を狙いたいじゃないですか。

賃貸で安くなる時期というのはあるんでしょうか、物件が豊富な時期は?
良さそうな物件でもちゃんと見学してから決めた方がいい?
そういった引っ越しに関しての疑問を解決しましょう。

スポンサーリンク

引越しで賃貸が安い時期は?

賃貸で毎月払っている家賃は出費の中で大きな割合を占めていると思います。家賃は収入の3分の1以下が望ましいと言われていますね。
そろそろ引っ越したい・・・と思った時、できるだけ安くていい部屋に住みたいと思うのが普通です。

引越しで賃貸を探すのに値段が違うってことあるんでしょうか?

それが結構あるんです。全く同じ部屋なのに月に数千円安くなることもあるんです。
月にたった数千円って思うかもしれませんが、1年で考えると結構大きいですよ。たとえば月に2千円安かったら1年間で24000円です。

賃貸が比較的安くなる時期は4月の終わりから夏にかけてです。

1年でいちばん引っ越しが多いのは年度切り換えの時期です。
2月の終わりから3月、4月の1週目くらいまでがピークになっています。つまりその時期は新しく部屋を探す人、引越して出て行く人で変動が激しいんです。

部屋を探す人も多くて買い手市場なので家賃の値下げ交渉をしても上手く行きません。
良い物件はいくらでも借り手がいるからです。

ではそのピークを過ぎたらどうなるかというと借り手が無かった部屋が残っている状態です。
悪い物件しか残っていないんじゃないかと思ってしまいますが、実際はそんなことはありません。

契約の関係で部屋を4月一杯借りているけど実際はもう引越して誰もいないという部屋があったりします。
引っ越す場合はどのくらい前に知らせる必要があるか契約書に書いてあるんですが、急な引っ越しの場合は知らせるのが間に合わなくて旧居を借りたままになってることがあります。
そういった部屋は3月中に引っ越したいと思っている人には選べない部屋なわけです。

また、部屋を出て行った後にリフォームしてキレイにして次の人を入れることもあります。
そういったリフォーム済み部屋が4月半ばから出てきます。

物件数は少ないですが、掘り出し物が残っている可能性があります。4月後半の時点で借り手がいないとへたをすると来年3月まで空き部屋になるおそれがあるため、値下げ交渉をすると応じてくれることもあるんです。もちろん必ずというわけじゃありませんけど可能性は高いですよ。

引越しの物件が多い時期は?

物件の数が多いのは引越しのピークに当たる2月から3月です。
進学・就職は早めに探し始める人もいるため1月くらいから物件探しは始まっています。

この時期の物件探しは数は多いけれど慌ただしいです。不動産屋さんも次から次へとお客さんが来るので忙しく、待たされることも多いです。対応はちゃんとしてくれますが、時間をかけて丁寧にという感じではありません。
忙しいので仕方がありませんが、ゆっくり気に入ったところを探すのは難しいです。

物件を見に行ってもできるだけ速く決めてくださいなどと言われるので、ゆっくり考えられません。決断して連絡をしてももう決まったと言われてしまったり・・・早い者勝ちの世界になってしまいます。

スポンサーリンク

物件は多いのですがゆっくり気に入ったところを探したい人には不向きな時期です。急がない引っ越しならできればピーク時は避けたほうがいいかもしれません。

多少慌ただしくてもいいからたくさんの物件の中から気に入ったところを見つけたいという人にはいいでしょう。

あまりじっくり考える時間はないかもしれませんが、インスピレーションというのも馬鹿になりませんからね。
物件によって人気があり即決を迫られることもありますが、できるだけ冷静に判断してくださいね。

物件の多い年度切り替え時期は選ぶ物件は多いがゆっくり選べず慌ただしいということになります。

こちらの記事も参考にして下さい
引越しが安い時間帯 フリー便の時間帯は?費用が安い日は?

引越し物件は見学した方が良い?

引っ越しの物件を探して良さそうなところを見つけて見学をすることが多いと思います。
引越し先が遠いので図面だけで決めちゃってもいいかな・・・とか、忙しいからみなくてもいいかな・・・と考えることもあるでしょう。

でも、実際に見なくてはわからないことが多いので必ず見学をした方がいいです。よっぽど運が良ければ問題無いということもありますが、大抵はどこかしらが「想像と違った」ということが多いようです。

ではどういうところに気をつけて見ていけばいいんでしょうか。

67203317d89eb91b769fb7ea6663f5db_s

「部屋自体」と「環境」です。
部屋は図面で見てなんとなく想像できますが、実際に見て「えっ」と思うことも結構あります。
図面上と実際の部屋は違うことも少なくありません。ドアの開く方向が違うことはよくあります。

実際に部屋を見ないとわからない収納の部分や窓の大きさ、コンセントの位置、台所や浴室の設備や雰囲気など。図面にはある玄関の靴箱が実は無かったり、エアコンの室外機を置く場所が壊れていたり・・・実際に見てみないとそういったところはわからないです。

見学に行ったらそこにあるドアは全部開けてみてみることをおすすめします。
収納の部分がどうなっているか、カビが発生していないか、立て付けががたついていないか、見学で不動産屋さんに気になるところは聞いてみましょう。

交渉してなんとかなる場合もありますし、自分が納得出来ないならやめればいいです。
そういった部分を値下げ交渉に使うという手もあります。

周りの環境はどうでしょうか。
その物件の建物はちゃんと管理されてるように見えますか?廊下の電気が切れていたりなんとなく薄汚れているように見えたり不要品が片付けられていないなどいうことがあると、何かあったときになかなか対応してくれないかもしれません。

近くに学校や保育園があると子供の声が結構するので、夜勤がある仕事の方はちょっとつらいかもしれません。
車の通りはどうでしょう、幹線道路が近かったり車の通りがおもったより多いこともあります。

やはり実際に見てみないとわからないこと、気づかないことはたくさんあります。
引っ越してそこに自分が住むわけですから、自分が納得できるところをえらびたいですね。

まとめ

引っ越しは大変ですが、新しい環境で気分を一新して生活を始めるのもいいものです。
ぜひ気に入った部屋を見つけて快適な毎日を送ってください。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です