七夕の料理や献立は何が良い?そうめんのレシピやその由来は?

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7月7日七夕の食卓はどうするか悩みますよね。
ちょっとした特別感は欲しいけど凝った料理をつくるのも難しいし・・・
でも簡単な料理で構わないんです、ちょっとした工夫で七夕の献立ができちゃいますよ。

七夕の料理や献立は何がいい?
七夕のそうめんレシピは?
七夕にそうめんの由来は?

と言った疑問にお答えしていきます。

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七夕の料理や献立は?

七夕と言うのはれっきとした「五節句」の一つなので、季節にちなんだ料理というものがあります。
それがじつは「そうめん」なんです!

知ってましたか?私は知らなかったです。
子供の頃は聞いたことなかったですけど、ここ数年で七夕の行事食が「そうめん」だということが知られるようになった感じです。

じゃあ七夕にはそうめん食べればそれでOK?・・・という疑問もありますよね。
それば別にどちらでも良いと思います。そうめんでもいいし、違う料理でも別に構わないでしょう。

でもせっかくの七夕なので「七夕っぽい料理」「七夕にちなんだ献立」にすれば良いんじゃないでしょうか。
季節を感じるのは大事ですから。

七夕っぽさを出すにはどうすればいいか考えてみましょう。

星のモチーフを使う
一番手っ取り早いのが行事に関わるモチーフを使うことです。
たとえば「バレンタインのハート」のようなものです。
七夕の場合は「星」のモチーフではないでしょうか。

なので、星の形を利用して七夕らしさを演出していけばそれで充分じゃないでしょうか!
ものすごくかわいい七夕献立メニューになりますよ。

基本的に料理はなんでもかまわないです。
たとえば子供が大好きなご飯物だったら「混ぜご飯」「ちらし寿司」「チャーハン」「チキンライス」「ドリア」などなんでも大丈夫です。
「巻き寿司」や「いなり寿司」などでもいいと思います。

上に星形に切った具を乗せていけばそれで充分でしょう!
具は「きゅうり」「ハム」「はんぺん」「にんじん」「卵焼き」「スライスチーズ」「パプリカ」など合いそうなものなら何でもいいです。

こちらは小さめの抜き型で、野菜を切るのに使いやすい大きさです。

オクラは切るだけで星形になってるので手間がかからず便利です。

こちらの動画はそうめんとデザートですが、星のモチーフをふんだんに使って七夕メニューにしています。

そうめんでももちろんかまいませんが、パスタでもいいし普通にハンバーグとか焼き肉などの料理でも星を乗せれば七夕料理になりますよ。
フルーツを星形にしてフルーツサラダも良さそうです。

天の川に見立てた盛り付け
こちらは盛り付けの見た目です。
天の川をイメージした流れるような見た目を演出すればOKです。

たとえばカレーにするとして、真ん中にごはんで川をイメージして細長く盛りつけ、左右にカレーを盛り付けて上に星形のにんじんを置けば出来上がり!

錦糸卵も流れるようなイメージを出しやすいので盛り付けに使うと天の川っぽくなります。ご飯物の飾りに使ってみては?

お吸い物の具ををそうめんにしてもいいと思います。
そうめんじゃなくても春雨でサラダや酢の物を作ってもいいですね。きゅうりを細長く切って流れを表現しても良さそう。

七夕の食卓の様子はこちらの写真でもよくわかります。いろいろ工夫していてみなさまほんとすごいですよね!
七夕料理の写真

とにかくあまり難しく考えないでいいんです。
普通の献立にちょっとだけ工夫した料理で七夕の気分がぐんと増します。
ぜひ試してみてくださいね。

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七夕のそうめんレシピ

行事食なのでそうめんでなにかいいレシピがあるといいですね。

夏野菜をたくさん使った美味しいラタトゥイユ風ソースをそうめんにかけた料理です。

ラタトゥイユソースそうめん
材料
玉ねぎ     1個
ピーマン    3個
なす      2本
ズッキーニ   1本
トマトの水煮缶詰  1個
にんにく、オリーブオイル、塩・・・適量

にんにくをみじん切りにして野菜は1.5センチ角に切る。
オリーブオイルでにんにくを炒め、そこに玉ねぎを入れて炒める。
塩を軽くふってそこにピーマンを入れて炒める。
さらにズッキーニ、ナスを入れて炒める。
トマトの缶詰を入れて塩を足して、煮立ったら蓋をして30分ほど煮込む。
火加減は弱火で時々焦げないように混ぜる。
ゆでたそうめんにソースを掛けて召し上がれ。

このラタトゥイユ風ソースはパスタにも合うしご飯のおかずにもなります。
生トマトを一個みじん切りにして入れても美味しいですよ。

星の形のお皿に盛ってもいいですね。

七夕にそうめんの由来は?

そもそもどうして七夕にそうめんなんでしょうか??

じつは七夕の行事食がそうめんというのは日本では1,000年前から続いているんだそうです。
宮中の行事だったそうなのであまり広まってなかったのかもしれないですね。

そうめんのルーツと言われているのが中国の「索餅(さくへい)」と言われる小麦粉を使ったお菓子です。
縄を編んだような形のお菓子だそうです。

そしてこんな伝承があります・・・

帝の子供が7月7日に亡くなって、鬼となって熱病を流行らせた。
そこで生前好きだったお菓子索餅をお供えしたところ、熱病の流行がおさまった。

それ以来、無病息災を願って索餅を7月7日に食べるようになった。

・・・という話が日本に伝わり、七夕のルーツ「棚機女(たばたなつめ)」の機織りの糸と、さらにもうひとつの七夕のルーツ「乞巧奠(きこうでん)」でお供えする糸と、織姫の機織りの糸が、そうめんをお供えすることにつながったようなんです。

七夕の由来についてはこちらの記事に書いてありますので参考にしてくださいね。
七夕は何をする日?

細長いそうめんはどうやら機織りの糸を表しているみたいですね。

そうめんはそのまま食べてもいいし、温かいにゅうめんにしても美味しいですよね。他にもサラダやチャンプルーなどの料理食材にもなるし、考えればいろいろ使えて便利です。

そうめんを食べて暑さを乗り切っていきましょう。

まとめ

七夕の献立はいつものごはんをちょっとだけ工夫すればちゃんと七夕風の料理になります。
難しくないのでぜひ行事のひとつとして考えてみてはどうでしょうか。
食べたい料理を工夫すれば七夕献立になりますよ。

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