
ビジネスの場面でお中元、お歳暮などのやり取りをすることもあるかとおもいます。
お中元をいただいたらお礼状を出すのが礼儀ですが、お礼をメールで済ませてもいいのでしょうか・・・
ビジネスメールでお中元のお礼をしてもいい?
ビジネスメールでお礼の例文は?
ビジネスメールでお中元を送るときは?
と言った疑問にお答えしていきます。
ビジネスメールでお中元のお礼をしてもいい?
一般的にはお中元をいただいたらお礼状を出すことがマナーとなっています。
ビジネスの場でもそれは変わりません。
お礼状を出す場合でも、送り主が贈ったものがきちんと届いているかどうか気にしていることもあります。
届いたら早めにメールを出してお中元が届いたお礼を伝えたほうがいいですね。
お中元が届いたということと御礼の言葉をメールできちんと伝えましょう。
できれば届いてから3日以内にメールしましょう。
そのうえでお礼状も早めに出すようにしましょう。
ただし最近ではメールだけでお礼状としているケースもあります。
これはその会社の考え方によって違ってきますので、会社の考えに沿っていけばいいでしょう。
メールでのお礼状という考えなら、それはそれでいいとします。
お礼状に書く内容は個人的に出すお礼状と変わりません。
時効の挨拶、お中元のお礼、気遣いに対しての感謝などを伝えれば良いです。
ビジネスのお中元は会社の代表宛に贈られることが多いと思います。
もしくは支社だったら支社長あて、部所の長にあてて贈られることもあるでしょう。
なのでお礼状は宛名に書かれた名前で出すことになります。
支社長の名前で届いているなら支社長の名前でお礼状を出すということです。
送り主も代表者の名前で贈られることが多いと思いますので、その名前で送るようにしましょう。
相手の会社の社長の名前で贈ってきたなら、社長あてに御礼状を出すわけです。
お中元を受け取った時に誰から誰に当てて贈られたものかをきちんと確認してお礼をするようにしましょう。
いただいたものは部所のみんなで分けることが多いでしょうが、会社によっては社長がすべて受け取る場合もあります。
これも職場の慣習によるので、それにあわせてお礼状の内容を考えます。
たとえばお菓子をいただいてみんなで食べたのなら、そのことを伝えてお礼を言えばいいですしね。
社長が受け取っているならまたちょっと表現を変えてお礼をすればいいでしょう。
また、会社の方針でお中元を辞退したいということもあると思います。
その場合はその旨をきちんと伝えるようにしましょう。
ビジネスメールでのお礼の例文
ビジネスメールでのお礼状例文です
株式会社○○
代表取締役社長 田中明様
株式会社○○○ △△支社 鈴木次郎と申します。
貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。
普段は格別のご高配を賜り深く感謝しております。
さて、このたびは無理なお願いばかりをしている私共にこのようなお心遣いをいただきましてまことに恐縮いたしております。
田中様にはこれまで同様のご支援を賜りますようにお願い申し上げます。
盛夏の折、田中様はじめ貴社の皆様にはくれぐれもご自愛下さいますようお祈り申し上げます。
まことに略儀ながらとりいそぎ御礼申し上げます。
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株式会社○○○ △△支社長
鈴木次郎(すずきじろう)
○○県○○市○○町1-1-1
TEL: 000-000-0000
URL: http://aaa.co.jp
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ビジネスメールでお中元を送るときは?
お中元を送るときは送り状を送ります。
「お中元を送ります」というお知らせをするわけです。
本来ははがきを出すか、もしくはお中元の中に同封して入れるかが多いと思います。
絶対に出さなければならないというものではなく、出したほうが印象が良い・・・くらいに考えるものです。
ただし人によっては必要だという人もいます。
ビジネスでのお中元の送り状ははがきを出すか手紙を出すことが望ましいです。
本来は手書きでのものが一番なのは確かです。
しかし送り状を出すのが難しい場合はメールでお知らせしてもいいという考えもあります。
本来はメールで伝えるのは正式ではありませんが、会社の考えによっても違いますのでそれに従えば良いとしましょう。
営業部 大山部長
いつも大変お世話になっております。
平素は格別のお引き立てをいただきありがとうございます。
さて、このたび○○デパートよりお中元を贈らせていただきました。
お口に合いますかわかりませんがお納めいただきましたら幸いでございます。
今後もいっそうのご芳情のほどをお願い申し上げます。
貴社のますますのご繁栄と皆様のご健康をお祈り申し上げます。
不躾ではございますが、メールにて失礼致します。
○○○株式会社
代表取締役 村上洋
ビジネスについてはこちらの記事にまとめてあります。
⇒ ビジネスについての記事一覧まとめ
まとめ
メールでのやり取りが一般的になってきたとはいえ、やはり違和感を感じる方はいると思います。
手書きのほうが心がこもっていると感じることはどうしても多いですからね。
きちんと伝えるという基本的な考えを忘れずに、失礼のないように使っていければいいですね。