
夏の暑さで身体が疲れている時はレモンを食べてみましょう。
じつは夏バテにレモンがとっても効果ありなんです。
夏バテにはレモンが効果的?
レモンのすっぱさが疲れに効く?
夏バテにきくレモンのレシピは?
と言った疑問にお答えしていきます。
夏バテにはレモンが効果的
夏の暑さは身体にとってはものすごくストレスです。
暑さマケして身体がダルい・・・
こんなときはレモンを食べて元気を取り戻しましょう。
実はレモンは夏バテで疲れた身体の救世主なんです。
夏の暑さは食欲が落ちるので、のどごしがいいものや冷たいものばかり食べてしまいます。
食べやすいそばやそうめんばっかり食べてしまうことが多くないでしょうか。
でもこんな食事を続けているとバランスが悪くなりエネルギーが作れなくなってしまいます。
そこで糖質をエネルギーに変えてくれるクエン酸を摂るようにしましょう。
レモンはクエン酸がたっぷり入っています。
クエン酸はATPサイクルと言われる身体のエネルギーを作り出す働きを助けています。
ATPというのはアデノシン三リン酸という基本的なエネルギーのことで、動物はこのエネルギーを使って身体を動かしています。
このATPが足りなくなると疲労を感じたり思うように動けなかったりといった困った症状が出てきます。
夏バテの原因のひとつはこのATPが足りない状態があるわけです。
クエン酸はこのATPを作り出すATPサイクルがスムースに働くように助けてくれる働きがあります。
そういったことで疲労回復にはクエン酸ということが言われているんですね。
クエン酸を効果的に摂るポイントとしてはビタミンBといっしょに摂ると相乗効果でよりエネルギーの産出が多くなります。
それからまとめて摂るよりこまめに摂取するほうがいいでしょう。
クエン酸はすっぱいので酸味が苦手な人はなかなかとりにくいかもしれません。
そこでレモンをはちみつ漬けにしたものはどうでしょうか。
はちみつの甘味でレモンの酸っぱさも気にならなくなります。
はちみつは疲労回復や抗菌作用、抗酸化作用といったすぐれた特徴がありますので、レモンと合わせるとさらにすごい効果が期待できます。
スポーツをする人がレモンのはちみつ漬けを食べるのは疲労回復効果があるからなんですね。
レモンは薄切りにします。
防カビ剤や農薬が気になるなら皮をとってしまいましょう。
タッパーなどの蓋ができる容器にレモンを入れてはちみつを入れて冷蔵庫で半日以上置けば出来上がりです。
レモンをそのまま食べてもいいし紅茶に入れても美味しいですよ。
はちみつもヨーグルトに入れたり水で割ったりして飲んでくださいね。
レモンのすっぱさが疲れに効く?
レモンが夏バテに効果的だと言われるのは「クエン酸」と「ビタミンC」が豊富に入っているからです。
さらにさわやかな香りや、さっぱりした口当たりで食欲を増進させてくれます。
レモンの酸っぱさというのはクエン酸です。
酸っぱい食べ物にはだいたいクエン酸が入っていることが多いです。
レモンを始めとして「お酢」「梅干し」「グレープフルーツ」「キウイ」「パイナップル」などの食品はクエン酸を多く含んでいます。
柑橘系のくだものはほぼクエン酸があると思って良いでしょう。
クエン酸は熱を加えても成分が変わらないので調理しても大丈夫です。
料理の調味料のひとつとしてレモン汁を使ったり、素材としてレモンをいっしょに煮込んでもいいですね。
クエン酸は糖質などをエネルギーにする手伝いをするのですが、ビタミンBもいっしょに摂ると働きが良くなります。
できればビタミンBを含む食品といっしょに調理すると効き目がもっと感じられると思います。
クエン酸は夏の疲労回復に是非取り入れて欲しい欲しい食品です。
レモンのビタミンCは抗酸化作用があり、夏の日差しに傷めつけられているお肌をいたわる作用があります。
夏の日焼けで疲れているお肌はシミやそばかすができやすくなってしまいます。
コラーゲンの生成を助けるビタミンCをとるように心がけてくださいね。
ビタミンCは熱で壊れるとよく言われていますが、そこまでたくさん壊れる訳ではありません。
通常の調理だったら気にすることはないレベルです。
ただ水に溶けやすいという性質があるので、野菜を茹でると減ってしまうためそう言われているのかもしれません。
茹でるんだったら茹で汁も利用するような調理にしましょう。
レモンだったらレモン水を作ればビタミンとクエン酸が溶け出した水を飲むことになるので問題はないですね。
レモン水は水にレモンを入れるだけでOKです。
他の柑橘類でも同じようにできますので、グレープフルーツウオーターやオレンジウオーターを作るとさわやかなおいしい水を飲めます。
デトックスウォーターを作る時もレモンを一切れ入れて作ってみてくださいね。
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夏バテにレモンのレシピ
レモンの爽やかさで食欲を増進できるような夏オススメのレシピです。
材料2人分
鶏肉 2枚
レモン 1個
片栗粉 大3
下味
酒 大2
卵 2分の一個
塩・コショウ・中華スープの素 適量
あんかけ
お酢 30ml
砂糖 30g
水 100ml
水溶き片栗粉 少々
下味の材料を合わせて鶏肉を漬けておき、味がついたら片栗粉を入れて揉み込む
レモンは飾り付け用に薄切りを数枚、残りは絞ってレモン汁にする
あんかけの材料を鍋に入れて火にかけ、とろみが付いたら火を止めてレモン汁を入れる
鶏肉をフライパンでパリッとするまで焼く
鶏肉を食べやすく切り、あんかけソースをかけてレモンの薄切りをのせる。
下味をしっかりつけるのがおいしく作るコツです。
鶏肉はじっくりとパリッと焼色がほどよくつくまで焼きましょう。
あんかけの味が薄ければ塩コショウで調節してください。
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まとめ
レモンの酸っぱさは疲労回復に効果的なクエン酸だったんですね。
レモンだけじゃなくいろんな柑橘果実を使って疲労回復をしていこうかと思います。