夏バテにはいわしが良い!保存の方法や料理のおすすめは?

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夏バテで栄養が不足していることがあるので手軽な栄養食があるとうれしいです。
簡単に手に入って栄養もしっかり入っているイワシを食べてみては?

夏バテにいわしが良い?
いわしの保存方法は?
いわし料理のおすすめは?

と言った疑問にお答えしていきます。

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夏バテにいわしが良い!

いわしは調理して食べる他に、ダシとして使う煮干し、丸ごと食べられるめざしやしらす干しなどいろいろな形で活用されています。
旬の時期はお刺身用のイワシも出ていて選択肢が幅広いですね。

日本の食卓に欠かせないイワシですが、あまり食べなくなっている人も多いようです。
でもこんなにいわしがたくさん取れる環境なのだから食べないのは損してますよ。
夏バテの解消にもいわしをたくさん食べてくださいね。

いわしに入っている栄養素は豊富です。
「ビタミンA」「ビタミンB」「ビタミンD」「ビタミンE」「ビタミンK」「葉酸」「鉄分」「カルシウム」「リン」など・・・
そして豊富な「タンパク質」と健康効果の「DHA・EPA」
です。

DHA・EPA
イワシといえばDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれている魚です。
DHAは脳や神経の発達に有効と言われており、特に乳幼児の成長にはぜひとってほしい栄養です。
EPAは血液や血管を健康な状態に維持する働きがあり、老化防止には欠かせない栄養です。

イワシのDHA・EPAの含有量はほぼ同じくらいの量がバランスよく入っています。
特にEPAは意識して採らないと不足しがちなので両方がバランスよく入っているというのは食品としては理想的です。

EPAの働きで血行が良くなるので夏のむくみを解消する働きが期待できます。
また暑さで水分不足になると血液がドロドロになってしまうことがあります。
血液サラサラ効果があるEPAはぜひ積極的にとってください。

特に大人は年齢と主に血管が固くなり血液がスムースに流れなくなり、脳梗塞とか血栓ができたりする可能性が高くなります。
EPAを積極的に摂ることで血液中の赤血球の細胞壁が柔軟になり、血液の滞りが少なくなって生活習慣病を防いでくれるんです。
血管のコレステロールも改善してくれて老化防止の効果は計り知れません。

ビタミン効果
いわしは豊富なビタミンが入っています。
皮膚や粘膜を保護するビタミンAは強い日差しでいたんだお肌を回復させてくれます。
糖質をエネルギーにする働きがあるビタミンBは、夏の食欲不振で疲れている身体には嬉しい働きです。
カルシウムの吸収を助ける働きのあるビタミンDでいわしに入っているカルシウムもより吸収されやすくなります。

若返りのビタミンE、骨を丈夫にして血液をさらさらにするビタミンK、妊婦さんに必要なビタミンの葉酸も入っています。

ビタミンは身体の機能を調えてくれる大事な栄養です。
いわしはたくさんのビタミンが入っている健康的な食品です。

豊富なタンパク質
いわしにはたくさんのタンパク質が入っています。
タンパク質は筋肉や内臓、ホルモンなど体の組織の原材料です。
タンパク質が足りないと体力が落ちて免疫力が落ちて病気になりやすくなってしまいます。

魚介類でダントツにタンパク質が多いのはしらす干しで、なんと100g中に40gもあります。
ウルメイワシで21.3g、普通のいわしでも20g近くあります。
ウルメイワシはめざしや煮干しになることが多いですが、まれに魚として売られていることももあります。

消化の良いタンパク質をしっかり食べれば夏バテも解消できるし元気に過ごせます。

いわしは一年じゅう出回ってはいますが6月から10月が旬の魚です。
夏の体調不良は鰯で乗り切っちゃいましょう。

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いわしの保存方法は?

いわしは日持ちが悪い魚なので、購入したらできるだけ早く調理してしまいましょう。
生のいわしはできれば当日、ギリギリ翌日だと思ってください。

調理しておけば冷蔵庫で2~3日は保ちます。調理したものを冷凍しても良いでしょう。

生のまま冷凍する場合は下処理をしてから冷凍するようにしましょう。
頭とワタを取り水洗いして水分を拭きとってから冷凍です。

すぐに調理できる状態にしてから冷凍したほうがラクなのでつみれにしたり、開いて衣をつけてフライにできるようにしたり、しょうがで煮るならしょうが汁をかけておくなどしておきましょう。

いわしをそのまま丸ごと冷凍だと後処理が大変ですし、臭みが取れづらくていまひとつ美味しくないです・・・

冷凍のイワシは1ヶ月以内に食べてくださいね。冷凍やけしやすいので味が落ちやすいです。

ちなみに缶詰なら日にちを気にしないで食べることができます。
アンチョビやオイルサーディン、いわしの水煮缶や醤油煮缶なども手軽に利用してみてください。

いわし料理のおすすめ

いわしは幅広い場所で取れる魚なので、郷土料理も各地にあります。
超定番ですが老若男女が大好きなイワシの蒲焼どうでしょう。

いわしの蒲焼

材料 2人分
いわし    4匹
小麦粉    少々

タレ
しょうゆ   大2
みりん    大2
酒      大2
砂糖     小1
生姜の絞り汁 小1

いわしは頭と内臓を取り開いて骨を取り除く
いわしに小麦粉を全体にまぶしておき、タレは合わせておく
フライパンに油をひき、いわしを身から中火で焼く
裏返して8割りほど火が通ったらタレを入れて弱火にする
いわしにタレをよく絡めてできあがり

いわしの身は崩れやすいのであまりいじらないで作りましょう。
タレはスプーン等で上にかけて絡めるといいですね。
ごはんにのせていわしの蒲焼丼にしても美味しいです。
丼にするときはタレを多めに作ってください。

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まとめ

いわしが夏から秋の魚だというのはじつは知りませんでした。いつでもあるので一年じゅう旬だと思っていました・・・
旬の魚は栄養が豊富で美味しいですから、たくさん食べてパワーをつけて暑さを乗り切りたいですね。

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