
髪の毛が枝毛だらけでばさばさになってしまうとどうして良いか悩んでしまいます。
枝毛が増えると見た目が良くないし自分で髪を触っても手触りが悪くてちょっと憂鬱になります。
髪の枝毛がひどいのはどういう状態?
髪のダメージケアで枝毛は良くなる?
髪の毛の枝毛の予防方法は?
と言った疑問にお答えしていきます。
髪の枝毛がひどい!
髪に枝毛が出来てしまうと手触りが悪いしひっかかるし、見た目も悪くていやですよね。
枝毛が出来てしまう原因を知らないとまた同じことを繰り返してしまいます。
何度も枝毛を作らないようにするということが大事です。
ではどうして枝毛が出来てしまうんでしょうか?
キューティクルのダメージ
キューティクルは髪の表面を覆っているうろこ状のもので、髪の毛をダメージから守っています。
きれいでしっかりしたキューティクルを持っていると髪の艶がすばらしく天使の輪ができます。
このキューティクルが傷んで剥がれてしまうと髪のあいだに隙間ができてしまいます。
剥がれてしまったキューティクルの内側にある髪の内部が流れ出てしまいスカスカの状態になってしまうんです。
この弱ってしまった状態ではちょっとしたことで壊れてしまい枝毛や切れ毛になってしまいます。
キューティクルも剥がれてしまうと再生しないので、傷んだものは素早く回復させる必要がありますね。
外側からの物理的なダメージ
髪の毛が絡まった時は無理やり引っ張っていませんか?
ていねいに少しずつほぐしていければいいですが、からまったまま引っ張ると髪がちぎれますよ。
ブラッシングの時もつれている部分を力まかせにガシガシ梳かしていませんか?
ブラッシングはきちんとやれば髪の状態を良くしてくれますが、間違ったやり方だと髪を痛めます。
髪を洗った時タオルでゴシゴシこすったりしてませんか?
濡れている髪はキューティクルが開いている状態です、つよく摩擦したりしないでください。
こういった外側からの物理的な力でダメージがあるとどうしようもないですね。
熱によるダメージ
特に気をつけたいのはヘアアイロンです。
髪の毛はタンパク質なので熱によって変性しやすいんです。
この熱変性は高温のヘアアイロンで起こりやすいので使うときは意識して使ってください。
低温だとちゃんとできなくて時間がかかるので、適温で使いましょう。
ヘアアイロンを使うなら適温で短時間です。
適温はストレートアイロンで170度以内で、一箇所2秒くらいです。
カールアイロンは130度で5~8秒くらいです。
できれば毛先はアイロンしないで根元の部分だけにしておきましょう。
ドライヤーの熱は髪に良くないと使わない人がいますが、むしろ濡れたままのほうが良くありません。
15センチ位離して一箇所に当てっぱなしにしない、髪の根元を乾かす、8割乾いたら冷風で仕上げるようにするといいですよ。
他にも紫外線のダメージ、栄養のかたよりや睡眠不足によるダメージ、使っているヘアケア製品が合わないためのダメージなど原因はいろいろです。
髪の毛は死んでいる細胞なので再生することはありません。
いちど枝毛が出来てしまった髪は戻ることはないので切るしかありません。
枝毛を作らないように普段のお手入れをしていきましょう。
髪のダメージケアで枝毛は良くなる?
残念ながら一度できてしまった枝毛を修復することは不可能です。
髪の毛は爪と同じで死んでいる細胞なので再生はしません。
枝毛の部分は切るしかありません。
でもお手入れの仕方が間違ってると切っても切っても枝毛がつぎつぎ出来てしまい綺麗な髪にならない・・・という残念なことになってしまいます。
意外とこういう方は多いんじゃないでしょうか。
枝毛を切ってもその後のヘアケアをちゃんとしないとまた枝毛ができてしまいます。
枝毛になっている髪は乾燥して絡まりやすくなっています。
きちんと保湿してしなやかな髪になれば摩擦も少なくなります。
シャンプー後にリンスやトリートメントを使っている人も多いでしょうが、実際に枝毛になってしまっている部分は何を使っても戻ることはありません。
でも手触りが良くなったほうが絡まりにくいので摩擦をこれ以上与えないためにもやったほうが良いでしょう。
傷んでいる部分は仕方ありませんが、傷んでいない部分を綺麗に保つためにもお手入れは続けてくださいね。
髪が乾燥していると枝毛がまた出来てしまいますので保湿は大事です。
乾かすときはアウトバストリートメントで刺激を少なくしながら乾かすと傷みが違うし乾燥しすぎません。
自分に合ったヘアケア製品を見つけてくださいね。

髪の毛の枝毛を予防するには
枝毛の原因がわかったので、髪の毛を枝毛にしないように予防していきましょう。
まずは枝毛を作らないように気をつけましょう。
具体的にはどんなことに注意すればいいでしょうか。
「パーマ、カラーを頻繁にし過ぎない」
「シャンプーを刺激の少ないものにする」
「シャンプー後にタオルでゴシゴシこすらない」
「髪を濡れたままにしない」
「無理なブラッシングをしない」
「アイロンの温度や時間」
こういったちょっとしたことの積み重ねで枝毛を予防することができます。
他にも食生活に気をつけたり充分な睡眠をとったりストレスを溜めないことも予防になます。

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まとめ
枝毛はできてしまったら切るしかないので、枝毛ができないようにいかに予防するかが大事です。
毎日のちょっとした一手間で綺麗な髪になれるかもしれません。