
シャンプーをしたあとはどんなお手入れをしていますか?
リンス?トリートメント?コンディショナー?ヘアパック?それとも何もしない?
一体何をすれば良いのか迷います。
トリートメントとコンディショナーの違いは?
トリートメントとコンディショナーは併用できる?
トリートメントもコンディショナーもしないで大丈夫?
と言った疑問にお答えしていきます。
トリートメントとコンディショナーの違い
シャンプーをした後には何をすればいい状態になるのか悩みます。
ヘアケア製品は色々あるので何が必要なのか、何が自分に合うのか、何がどう違うのか良くわからなくなってしまいます。
一般的なリンス、コンディショナー、トリートメント、ヘアパックはどう違うのかを理解すれば自分の状態にあった物を選ぶことができそうです。
リンス
リンスは髪の表面の手触りを良くする作用があります。
シャンプーの後にきしみが出てしまうときに使うとサラッと柔らかい感じになります。
また油分などで髪の表面を覆うのでドライヤーの熱で乾燥するのを防ぎます。
リンスは髪の内部には浸透しませんが、髪の表面を守ってくれます。
コンディショナー
コンディショナーはリンスとほとんど同じような働きを持っています。
髪のごわつきやきしみを改善してサラッとした手触りがいい髪にしてくれます。
また髪の乾燥を防ぐ保湿の働きもしっかりあります。
プラスして髪の内部にも少しだけ作用して改善してくれます。
コンディショナーはリンスよりも髪の表面にしっかりコーティングするのでより髪の表面を守ってくれます。
トリートメント
トリートメントは髪の内部に浸透して傷みを修復してくれる作用があります。
髪のきしみやごわつきをおさえる働きがあるので手ざわりが良くなります。
乾燥を防ぐ保湿効果もあります。
トリートメントはコンディショナーの働きにプラスして髪の内部に働きかけるものだと考えれば良いでしょう。
ヘアパック
ヘアパック(ヘアマスク)はトリートメントの補修効果をもっと高くしたものだと考えればいいでしょう。
髪のきしみやごわつきをしなやかにして手ざわりを良くします。
保湿効果もあるので乾燥を防ぎます。
ヘアパックはトリートメントの補修成分をもっと高めたものだと考えればいいでしょう。
要するに髪の表面をコーティングして守ってくれるのがリンスとコンディショナーで、髪の内部を修復する作用があるのがトリートメントとヘアパックですね。
つまりリンスとコンディショナーを併用する必要はありません。
そして髪の表面をコーティングするものなので時間を置く必要はありません。
つけたらすぐに洗い流してOKです。
トリートメントとヘアパックは髪の内部に浸透するのでやや時間を置いたほうが効き目が感じられます。
トリートメントは髪がいたんだ時にやるケアで、ヘアパックはより傷んでいる時にやるスペシャルケアと言う位置づけで良いんじゃないかと思います。併用する必要はありません。
メーカーによっても考え方が違う場合や使い方に特徴があるものもあります。
トリートメントとコンディショナーは併用できる?
では髪の内部を補修するトリートメントやヘアパックと髪の表面をコーティングして守るリンスやコンディショナーを併用することはどうでしょうか?
そこまで色々つける必要があるのかと思いますが、どうしても使いたければ併用することは可能です。
基本的にはシャンプー後にリンスかコンディショナーだけで良いとは思います。
週に1~2回トリートメントに変えれば良いんじゃないでしょうか。
傷みが気になるという人なら毎日トリートメントでも良いです。
たとえばパーマやカラーをしたあとと言うのは髪の痛みが気になりますからね。
よりしっかり髪をいたわりたいならトリートメントとヘアパックを交代でするとか、よりしっかりお手入れすればいいでしょう。
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トリートメントも髪の表面をコーティングしたり手ざわりをよくするコンディショナーと同じような効果があるので、本当はこれ以上する必要はないんですけどね。
併用する場合はトリートメントは髪の内部の補修、コンディショナーは髪の表面を守るものなので順番を間違えないでくださいね。
シャンプー → トリートメント(ヘアパック) → コンディショナー(リンス)です。
コンディショナーを先にしてしまうと表面をコーティングしてしまうのでトリートメントの内部への浸透が悪くなってしまいます。
メーカーによっても考え方が違うこともあるようなので、利用するときは説明をきちんと読んでそれに従って利用してください。
トリートメントもコンディショナーもしないで大丈夫?
じゃあ何も使わなくても良いんじゃない?という考え方ももちろんあります。
もちろんシャンプーだけでも問題ありません。
あくまでトリートメントやコンディショナーは手ざわりを良くして摩擦を防いだりいたんだ部分を補修したり乾燥を防ぐといったお手入れの手段のひとつです。
洗浄力が強すぎる石油系のシャンプーはごわつきやパサツキが出たりするので使ったほうがお手入れがラクというのはあります。
でも洗浄力が優しくて地肌に刺激がないシャンプーならべつに他のものを使わなくても問題無いです。
またシャンプー後のコンディショナーなどは頭皮に残りやすいので使わないという選択肢もあります。
トリートメントやコンディショナーを使う時の注意点としてはしっかり落として頭皮に残らないように気をつける必要があります。
こういったものは髪の状態を良くするものですが頭皮には残らないようによく洗い流してください。
頭皮に残ってしまうと毛穴を塞いでしまったり頭皮環境の悪化につながり、フケや炎症の原因になることもあります。
シャンプーだけして髪を乾かす時に毛先を中心にアウトバストリートメントを使ったりするのも良いと思います。
自分の頭皮や髪の状態に合ったお手入れ方法で問題が出なければ、それでいいでしょう。
プラスすることばかり考えず、今のお手入れからマイナスすることを考えるのも大事かもしれません。
あまりいろいろつけすぎるのも髪に負担になるので控えたいという考えもあります。
自然の治癒力で髪の状態をよくできるはずだという美容法もあります。
何もつけなくて問題がなければそれはそれでOKです。
まとめ
トリートメントやコンディショナーの違いはイメージとしてはわかっていましたがあまり意識してはいなかった気がします。
自分の状態にあった製品を選択するのも大切なことなのでしっかり違いを把握しておきましょう。