
寒くなってくると暖かい部屋は天国ですね。暖かい部屋でぬくぬくするのは幸せですが、問題は暖房にかかる費用です。
できるだけ光熱費を使わずに効率的な暖房をしたいと考えてしまいます。
住宅事情で電気暖房を使わざるをえないこともありますし、安全面から電気暖房を選択する人も多いと思います。
電気暖房のパネルヒーターは安全性の高さから利用したいと考える人も多いようです。
でもパネルヒーターって電気代がかかって高いんじゃない?
パネルヒーターの電気代を節約して使う方法は?
そもそも電気代がかからない暖房器具ってなに?
といった疑問にお答えしていきます。
パネルヒーターの電気代は高いのか
パネルヒーターは空気を汚すことがなく、風が出ないので空気が乾燥せず、表面温度が高くないので安全性も高い暖房器具です。
子どもや高齢者でも気にせず使える安全性は何よりもありがたいです。ペットを飼っている人も同じく安心して使える暖房のひとつですね。
安全性には満足できるパネルヒーターですが、電気代はどのくらいかかるんでしょうか?
電気式のパネルヒーターは1000Wのもので約25・9円です。
一時間で約30円くらい、5時間使うと1日約150円、8時間使うと1日約270円です。
毎日5時間使うと1ヶ月30日で約4500円、毎日8時間なら約7200円・・・以外にかかるものですね。
パネルヒーターはメイン暖房に向いているものではありません。
どちらかと言うとサブ暖房、補助暖房として利用するのに向いています。
脱衣所やトイレなどの狭い空間で短時間利用するのに向いています。
正直いって寒冷地での真冬の暖房にはあまり向いていませんし、広い部屋を暖めるには弱くて物足りないということもあります。
しかし、そこまで気温が下がらない地域の子供部屋や寝室には良いんじゃないでしょうか。本格的な寒さが来る前の暖房、狭い部屋での暖房にはおすすめです。
パネルヒーターの電気代節約方法は
安全性を考えてパネルヒーターを使いたいという方は多いと思います。電気代をできるだけかけないで利用する方法はあるんでしょうか??
パネルヒーターは基本的に補助暖房なので部屋全体を温めるのには向いていません。
そこで他の暖房で部屋全体を温めてしまって、その後パネルヒーターに切り替えるという方法があります。あまり寒い夜などは難しいかもしれませんが、一定の温度まで上がっていればそれなりに温度をキープすることは可能でしょう。
また、パネルヒーターは遠赤効果があるものが多いので、近くにおいて利用したほうが良いかもしれません。置いてある場所の回りの床やそばにいる人間を温めてくれます。
狭い部屋で利用するというのもいいですね。広い20畳のリビングだと全体に冷えるのも早いですが、コンパクトな6畳の部屋のほうが暖房効果が高いです。
こたつやホットカーペットで足元を温めて、パネルヒーターで背中を温めるという方法が一番いいかもしれません。
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電気代節約になる暖房器具は?
では電気暖房で電気代がかからない暖房器具ってなんでしょうか?
電気暖房ではダントツでエアコンが効率がいいです。
エアコンは電気代がかかると思っている人もまだいるようですが、今のエアコンは他の電気暖房と比べても何倍も効率が良くなっています。
暖房効率を表す数字でCOPというものがありますが、エアコンはCOP3~5の製品が多く、使う電気の3倍から5倍の熱を出しているという事になります。
Wikipediaより
省エネの高性能のエアコンを使うとあたたまるのも早く設定温度も低くすみ、電気代もあまりかかりません。購入金額はかかりますが、他の電気暖房を使っていることを考えると3~4年で元を取れてしまうこともあります。(使用時間によります)
他の電気ストーブなどは利用する電気と同数字の暖かさになり効率が悪く結果的に電気代は高くなります。
現在はCOPではなくAPF(通年エネルギー消費効率)に統一されています。
このAPFも数字が大きいほどエネルギー効率がいいと考えれば大丈夫です。
暖房は寒い部屋を一定の温度まで上げるのにエネルギーを必要とするので電気代がかかりますが、設定温度をキープするのはそれほど大変ではありません。
設定温度をキープするだけならエアコンの電気代はたぶん一時間で10円かかるかどうかといったところでしょう。
ただしあくまでエアコンの性能によりますし、住んでいる地域や外気温にもよります。住宅によって隙間風が多かったり断熱効率が悪いとすぐに寒くなって効率が悪いですが、隙間風を塞ぐ、窓からの熱損失を抑えるために厚地のカーテンを使うなどといった工夫をすると違うかもしれません。
まとめ
スイッチを入れてすぐに暖かくなるのも電気式パネルヒーターの長所です。
安全性と経済性を考えて、うまく組み合わせて上手に使うことができればいいんじゃないでしょうか。
上手に暖房を使って寒い冬を乗り切ってくださいね。