
家族みんなで楽しいお出かけ、みんな笑顔で過ごせるととっても幸せですね。
しかし、車移動をしている途中で子供が車酔い・・・よくある話です。
子供は全般的に車酔いしやすいんです。
車酔いしてしまう子供の原因はなに?
車酔いしてしまう子供への対策は?
車酔いしてしまう子供に薬飲ませても良い?
といった疑問にお答えしていきます。
車酔いしてしまう子供の原因は?
お子さんが成長するとみんなで色々なところにお出かけをすることも多いと思います。
パパ、ママがお休みが取れるゴールデンウィークや夏休みなどは、楽しいドライブ旅行の計画を立てている方もいらっしゃるでしょう。
楽しみですね。
しかし!長時間の車移動で厄介なのが車酔いです。
特に子どもは三半規管が未熟なために車酔いをしやすい傾向にあります。
三半規管というのは耳の奥にある平衡感覚を司っている器官で、バランスをとったり、身体の揺れを感知したりするところです。
子供は体の大きさが小さいだけでなく体の中の内臓や器官もまだまだ未発達です。
そのため大人のようには変化に対応できずに体調を崩してしまうことも多いです。
車酔いする子供が多いのは周りの変化と自分の身体とのバランスを上手く取ることができないために、気分が悪くなったり嘔吐してしまったりする子が多いからなんです。
車の揺れがひどい時などは大人でも気分が悪くなってしまいますよね、
子供が車酔いしやすいのもある程度仕方がないことかもしれません。
むしろ月齢が低い乳児のほうが未発達すぎて酔わないこともあるそうです。
車に酔いやすい条件というのもあります。
体調が悪かったり睡眠不足も大きな原因のひとつです。
他にも体のサイズにあっていない小さい服を着ていたり、体を締め付けるようにベルトを締めていたりすると酔いやすくなります。
下を向いて本を読んだりゲームをしていると更に酔いやすくなってしまいます。
また車内の臭いを消すために甘い香りのフレグランス剤などを置いているとその匂いで酔ってしまう場合もあります。
車には車特有の「におい」があることも多いので、そういったニオイと芳香剤の匂いが混ざってしまうと子供にとっては刺激が強すぎるんですね。
ちょっとしたことが子供の車酔いの原因になっていることもあるので、大人が気をつけてあげられる部分はチェックしておきましょう。
車酔いしてしまう子供の対策は?
子どもの車酔いには事前の準備が決め手になってきます。
- 睡眠を十分取る
しっかりと睡眠を確保できるようにしておきましょう。
家族でのお出かけは子どもも前日から楽しみにしているためワクワクしてしまい中々寝付けない場合も多いです。
布団にはいる時間を早めて十分に休ませましょう。
- ゆったり目の服を着せる
酔いそうになったら服装を緩めてあげるだけでもちがいます。
- 車内では楽しく
歌ったり、おしゃべりを弾ませたり、しりとりをしたりと気分転換させるといいようです。
子どもが好きな曲を用意して車内で流しながら一緒に歌うと、気分も楽しくなり車酔いを忘れてしまいます。
- ニオイ対策
車の匂いが気になるなら、芳香剤ではなく消臭剤がいいでしょう。
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- 急ブレーキを避ける
急ブレーキは出来るだけしないようにして、ハンドル操作もゆったりと優しい運転を心がけてください。
そして気分が悪くなったらいったん止めて休ませましょう。
風にあたったり、横になるといいでしょう、我慢させるのは可愛そうです。
子供とクルマに乗るときには必ずエチケット袋を持っていたほうが良いですね。
吐きそうなときには嘔吐させたほうが楽になります。
小まめに休憩をとりながら
たまに外の空気でリフレッシュさせてあげながら上手にコントロールしてくださいね。
車酔いしてしまう子供の薬
ものすごく基本的なことですが、車酔いの薬は必ず子供用のものを服用させてください。
「子どもの体が大きくて大人と変わらないから」
「うちの子は車酔いが人よりひどいから」
という理由で大人用を選んでしまう方もいるようです。
いくら身体が大きいと言っても内臓器官はまだ子どもです、小さな大人とは全く違うということを忘れないでください。
成長している真っ只中なので、強い薬は身体が受け付けることができなくて害になることもあります。
また、薬が強すぎるために副作用から頭痛を引き起こすこともありますので、更に車酔いが悪化する場合があります。
子供に飲ませる薬は必ず子供向けのものを選んで量も規定量を守って飲ませてくださいね。
子供用の車酔いの薬には色々なタイプが合って、ドリンクタイプ、錠剤、粒状などいろいろです。
味付きのものが多いので飲みやすくなっています。
薬のなかではドリンクタイプは体に吸収しやすく即効性があります。
とにかく今すぐなんとかしたいという場合はドリンクタイプの薬を飲ませてみては。
ドリンクタイプを試してみても味がダメで飲めないという子もいます。
ドリンクタイプは味付き匂いつきのものがほとんどなので、逆ににおいで酔ってしまうということもあります。
粒状のものや、水なしで口の中で解けるタイプ、味がないものなどもあります。
向き不向きや好みも違いますから、そちらも試してみてください。
子供が大きくなってくるとお子さんといっしょに車でお出掛けする機会もたくさんでてきます。
車酔いなんて吹き飛ばしてドライブをより一層楽しんでください。
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まとめ
ドライブ好きの知人のお子さんが車に酔いやすくて困っていたそうです。
お嬢さん自身も自分が酔いやすいことを知っているのでクルマに乗るのが不安だったそうなんです。
そこで車移動のときはいつも以上に楽しく会話をしたり、好きな歌をみんなで歌ったりして過ごすことにしたそうです。
最近では「いつの間にか目的地についていたね」なんて言葉を聞けるようになったそうです。
良かったですね。
やはり安心感が得られるというのは精神的にも大きいのかなと思いました。