肩こりの解消にお風呂が良い?入浴の健康効果は?温度は?

046

肩こりがつらくてなんとかしたいと悩んでいる方は多いと思います。体調を良くしたいと考えている方も多いと思います。
入浴することで肩こりの改善や健康効果を得ることが出来るんですよ。

肩こりの解消にはお風呂が良い?
入浴の健康効果とは?
健康に良い入浴温度は?

と言った疑問にお答えしていきます。

スポンサーリンク

肩こりの解消にはお風呂が良い?

お風呂に入るという簡単な行動で、つらく重い肩こりを楽にすることができるかもしれません。

肩こりにはいろいろな原因が考えられます。
原因のひとつとして交感神経が関係していると言われています。

交感神経は自律神経の一種で、それが活発に働いていることで肩こりになることがあります。
交感神経は活動するときに優位に働いている神経で、血流が早くなったり筋肉が緊張したりと言った状態になります。

交感神経が活発な状態になっていると、神経や血管が緊張し続けている状態なので肩のこりを感じてしまいやすくなります。
そしてこの交感神経の緊張による肩こりには、入浴がとても効果があります。

なぜ入浴することが肩のこりを良くしてくれるのでしょう。

お風呂に入ると温熱効果で体が温まり、血流が良くなります。
血がめぐることで体に栄養と酸素が行き届くようになります。

体の中にある疲労物質が流れやすくなり、筋肉の緊張が和らぐことで肩のこりが改善されるのです。

また、お風呂にはいることで交感神経とは反対の副交感神経を活発にする働きがあります。
副交感神経は交感神経と拮抗している自律神経の一種で、身体がリラックスしているときにあらわれるものです。

とくにぬるめのお風呂は神経を鎮めて身体を芯から温めるため、リラックス効果が得られやすくなります。
筋肉の緊張をほぐし脳や体をゆっくりと休める効果があるため、結果的に肩こりを和らげてくれます。

入浴じゃなくてもシャワーだけでも身体はあたたまるんじゃないかと思うかもしれません。
しかしシャワーだけでは湯船に浸かるほどの効力が出せません。

湯船に浸かると温熱効果の他にも、水圧効果、浮力の効果を受けることができます。

温熱効果は身体を温める働きのことで、血行を良くして疲労物質を排出してくれるので、筋肉の緊張を和らげてくれます。
睡眠時に体温が下がることで深い眠りに入りやすくなり、成長ホルモンによって疲れた身体を回復させてくれます。

入眠する時は体温が下がるのでもとの体温が低いとなかなか眠りに入りにくいんです。
入浴で身体の中心部の温度が高くなるこということは、入眠しやすくなるということです。

また、湯船に浸かることで水圧が体にかかるため、自然とマッサージを受けているのと同じような効果が得られます。
ほどよく圧がかかることによって肩の筋肉を刺激して、むくみも解消してくれます。

お湯には浮力があるため、筋肉の緊張もゆるみやすくなります。
浮力により体に力を入れる必要がないので筋肉を休ませることが可能になります。

湯船に浸かることで温熱効果と水圧で気持ちも身体もリラックスしますね。

お風呂上がりの血流が良く体がぽかぽかとしている状態のうちにストレッチをすると、
緊張がゆるんでいる筋肉をよりリラックスさせることができます。

ストレッチをするときは大きな深呼吸を心掛けて、たくさん酸素を取り入れるようにしましょう。
さらに血のめぐりが良くなり肩のこりが解消されやすくなりますよ。
ぜひ試してみてください。

スポンサーリンク

入浴の健康効果とは?

湯船につかると免疫力が上がります。

というのも、免疫力と言うのは体温が高いと上がり、体温が低いと下がる傾向があるからです。
免疫力を上げることで体調を崩すことなく元気で過ごすことができます。

季節の変わり目や、環境の変化などで体調を崩すことが少なくて済みそうですね。
夏だったら夏バテや熱中症、冬だったら寒さや感染症などにも負けない身体になります。

また、ストレスを毎日のように受け続けると新陳代謝が下がってしまいます。
ストレスを受けることでホルモンバランスが崩れてしまい、結果として代謝を下げてしまうのです。

代謝を良くすることはストレス解消をするためにも健康にもダイエットにも効果的です。
健康に過ごすためにも代謝を良くすることはとても大切です。

代謝があがれば血行がよくなり、体温もあがり、免疫力が高まります。
健康を維持するためにも入浴を効果的に利用しましょう。

健康に良い入浴温度は?

39℃~40℃くらいのぬるめの湯船にゆっくりと浸かることで、体の冷えを解消して筋肉の緊張をほぐすことができます。

あるていど長時間湯船に浸かるほうが効果が出やすいので、自分にとっての快適な温度を探しておくと良いですね。
39℃では寒いなと感じた場合にはあと1~2℃温度を高めても良いでしょう。

ゆっくりと入浴する事で血行促進にもつながり、
温熱効果、水圧効果、浮力の3つの効力を最大限に活かすことができるのです。

入浴といってもどのくらい湯船に浸かればいいのでしょうか?

入浴時間は目的によって変わってきます。
健康的な入浴時間はどのくらいなのか確認してみましょう。

  • 足のむくみに効く入浴
  • 湯船に浸かると水圧によるマッサージ効果が得られます。
    足がむくんでつらいときは、39~40℃くらいのお湯に14~15分間浸かりましょう。

    オフィス勤務で座りっぱなし、逆に立ちっぱなしの仕事をしている方は下半身に血液がたまりがちです。
    この下半身に滞留してしまった血液を入浴によって身体全体に巡らせ、リンパの流れを良くします。

  • 免疫力を上げる入浴
  • 40~41℃の湯船に20分ほど浸かることで免疫力を高めることができます。

    血液のめぐりをよくして基礎代謝をあげることで体調も安定して
    ストレスにも打ち勝つことができそうですね。

    ぬるめのお湯に慣れてしまうとちょっと熱めだと感じる方もいるかもしれませんが、
    このくらいの温熱が血行を促進し疲労回復、免疫力の向上につながります。

    やや熱めの温度設定のため汗をかきやすくなり、老廃物を体外に排出しやすくなりデトックス効果も期待できます。
    血行が良くなるため肩こりにも効果的です。

  • ストレスを解消する入浴
  • ストレスが積み重なることで睡眠不足になってしまうことがあります。
    睡眠不足になると疲れが取れず免疫力が低下してしまい病気になりやすくなります。

    38℃~39℃のぬるめに設定した湯船に20分~30分間ゆっくりと浸かるといいですよ。
    入浴によって安眠効果を得られてストレスを減らすことができます。

    海やプールでぷかぷか浮くことができるように、湯船でも浮力が働くため身体をささえる筋肉の緊張をやわらげることができます。
    筋肉と脳にかかる負担が軽減されることでストレスから解放されリラックス効果を得ることができます。

関連記事
不眠症の症状や原因は?よく眠れる方法は?予防法はあるの?

まとめ

暑い時期になると、湯船に浸からずシャワーだけで済ませてしまう人も多いのではないでしょうか?
でも湯船に浸かることは健康にとても効果的なのです。

入浴は血行を良くするだけでなくリラックス効果もあるため、質のよい睡眠がとれるので疲れにくい身体を作れます。
そのため夏バテ防止にも効果的です。

暑い夏だからこそ入浴をしてしっかり身体を休めてみてはどうでしょうか。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です