
子供には無限の可能性があります。
親としてはその可能性をできるだけ引き出してあげたいという思いがありますよね。
実際にはどんなことをしてあげれば良いのでしょうか?
子供の脳を活性化するにはどうすればいい?
子供にどんな習い事させれば脳が発達する?
子供の脳を発達させるには遊びも大事?
と言った疑問にお答えしていきます。
子供の脳を活性化するには?
子供の脳は柔軟なので、鍛えれば鍛えるだけ発達します。
脳の全体を活性化させると記憶力、回転、発想力などが発達してすばらしい効果があるといわれています。
つまり正しく鍛えれば脳の基礎力をあげる事ができるということです!
脳を活性化して発達させる為には、5歳までに五感をたくさん使うとことが大切です。
五感というのは「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「聴覚」のことです。
人間が生きていく上で基本的な大事な能力ですね。
では五感はなにをすれば鍛えることができるのでしょうか?
幼い子供は五感がまだ未発達状態です。
普通に生活していれば日常のなかで段々と発達していきます。
もっとしっかり発達させたいと思うなら、いろいろな刺激や情報を与えてあげるのが効果的です。
子供にとって日常生活でも充分いろいろな刺激にはなっていますが、あえて違う環境を体験させることで大きく発達する可能性があります。
難しく考えなくても普段の生活のなかにちょっと違うことを取り入れてみましょう。
たとえばいつものお散歩、いつもの公園、いつもやっていることをちょっと変えてみては?
食事したがらない子供に部屋の中にシートをひいてピクニック風にしたら喜んで食べたという話もあります。
いつもと違うことは子供にとっては刺激になります。
普段の遊びの中でももちろん五感は発達していきます。
外で自然の匂いを感じたり、生き物を見て触れたり、遊び方を友達と考えたりする中で身につきます。
より高めてあげたいと考える方は幼児教育に通ったり、通信教育をとってみるといいです。
プロが子供の興味のひく教材を用意しているので効率よく五感をはぐくんでくれます。
五感を使い脳の基礎力をあげると、勉強をした時に覚えていくスピードが速くなります。
自分でしっかりと考えることができる子供に育ちますので、生活能力が高い人間になりそうですよね。
お子さんが勉強ができる基礎をきっちりと作ってあげたいですね。
子供にどんな習い事させれば脳が発達する?
12歳までの子供の脳は鍛えれば鍛えるほど発達していきます。
そこでこの時期に習い事をすることで脳がより発達する手助けができるかもしれません。
とくにこの時期には聴覚、運動の部分の脳を発達させる習い事をすることをおすすめします!
なにを習えば良いのでしょうか?
- 音楽
- 運動
子供のときに音楽を習って聴覚の部分の脳を発達させておくと、聴く力を養うことができます。
聴く力というのは音感だけでなく、人の話をしっかり聞くことができるようになります。
きちんと聞くことができれば学校の授業での先生の言葉もしっかりと覚えておけそうですね。
聴く力が備わっていることで勉強ができる基礎が作られます。
また音楽を習うと運動の部分の脳も同時に鍛えることができます。
特に楽器は手や指を細かく使ったりするので、器用さも発達することが多いです。
たとえばピアノを弾くということを考えてみましょう。
ピアノは両手、右足を同時に別々に使うので同時に物事を処理する能力が発達します。
さらに細かく指を動かすので前頭葉が刺激され物事を同時に処理する力をより高めています。
音楽を学ぶことで普段は使っていない脳の領域をしっかり刺激してくれます。
勉強にも仕事にも役立つ力が身につきます。
早くはじめると絶対音感が身につきます、他の人が持っていない力があることで自分の自信にもつながります。
リズム感や音感も発達するので、日常生活にもメリハリがつきます。
運動には2パターンあります。
年令によって取り入れやすいものもありますので、年齢に合わせて考えてあげるといいでしょう。
1つはダンスやリズム体操などの重心を移動させる運動です。
運動脳だけでなく、脳が刺激され情報整理をする能力が発達します。
もう1つは野球やサッカーなど対戦する相手がいる運動です。
運動脳だけでなく、相手の出方をみて自分の動きを判断することにより理解し考える能力も発達していきます。
幼い子供に習わせる場合は重心を移動させる運動をおすすめします。
なぜなら柔軟性や呼吸方など、どの運動にも必要な基礎を身につけることができるからです。
もう少し大きくなって情報をうまく自分で処理できるようになったらチームで行う運動をするのもいいでしょう。
運動や音楽は脳の発達におすすめですが、1番大切な事は子供自身のやりたい習い事をやらせてあげることです。
やりたいことをしている時は達成に向かい脳が活発に動いています。
全力で取り組むことこそ脳を成長させるのです。
お子さんが習いたい、やりたい事を早めに見つけてあげられるといいですね。
子供の脳を発達させるには遊びも大事!
子供の遊びはただ楽しいだけでなく実は脳を発達させる役割をになっています。
どんな遊びをすると子供が楽しみながら脳を鍛えらるんでしょう?
- おりがみ
- しりとり
- ごっこ遊び
みなさん小さい時に一度は夢中でやったことありますよね。
おりがみは手先・指先を発達させます。
手からの刺激は直接脳を刺激しますし、手先を器用に使うと知能を高めます。
手先が器用な子は運動も勉強も得意な子が多いのです。
このことから学力テストがまだできない小学校の受験生では手先の器用さを重要なものとして評価します。
おりがみならお子さんも楽しく遊べますし一石二鳥ですね。
おすすめは紙飛行機を作ることです!
紙飛行機はただおるだけでなく遠くへ飛ばすために試行錯誤するので、より脳の発達へ効果があります。
しりとりは語彙力・コミュニケーション力を鍛えます。
言葉に興味を持つ年齢になったらやってみると良いかもしれません。
普通のしりとりだけでなく、くくりを作ってしりとりをすると更に脳を活性化させます。
しりとりならなにも道具がなくてもできますし、移動の時や家事をしながらお子さんとすることができますよね。
ごっこ遊び小さい時必ずやりますよね。
男の子はヒーロー物、女の子はお人形さんごっこやおままごとなど幼稚園くらいの子供の遊びらの定番です。
実はごっこ遊びは脳がとても発達する遊びです。
ごっこ遊びは子供たちで相談し、役柄にあった言動を実行してストーリーを構築していく遊びです。
子供が目標を立て計画してそれを続けて実行していくという力を発達させる遊びになっているのです。
あの微笑ましい光景にこんな脳への効果があるなんて驚きですね!
紹介した遊び以外にも普段の遊びの中で脳の発達を促すものがたくさんあります。
是非楽しみながらお子さんと遊んであげてくださいね。
まとめ
脳を発達させる方法というのも今はだいぶ研究されて知られるようになってきました。
でも一番効果的なのは子供が自主的にやりたがっていることをやらせてあげることです。
子供が興味を持ったものに対する集中力や繰り返しは、ものすごいものがありますよね。
でもそれが脳を鍛える基本的なことです。
子供の持っている可能性をできるだけのばしてあげたいですね。