男女の会話が噛み合わないのはなぜ?男脳と女脳の特徴のせい

e86fd5f11e902c0b9efba06bd578a8e5_s

男女で会話をしている時に「話が通じていない!?」と感じることがありませんか?
なんだか噛み合わない会話になってしまってもやもやしてしまうこともあるのではないでしょうか。
でもこれは男女の脳の作りが違っているせいで、しかたがないんですよね。

男女の会話が噛み合わないのはどうして?
男脳にはどんな特徴があるの?
女脳にはどんな特徴があるの?

と言った疑問にお答えしていきます。

スポンサーリンク

男女の会話が噛み合わないのはどうして?

男性と女性は基本的に脳のつくりや考え方が違います。

なので自分が伝えたいと思っていることが相手にはキチンと伝わらないことがあります。
もしくは違った捉え方をされてしまうこともあります。

特に口論になったときにはお互いの言い分がなかなか理解できないことがあります。
話がまったく噛み合っていなくてお互いにイライラしてしまい、まとまりがつかなくなってしまうことも少なくありませんよね。

なぜ男女がお互いのことが理解できないのかというと思考がまったく違うのからなのです。
そのために自分が言いたいことが相手にキチンと伝わらず、イライラしたりもやもやがひどくなってしまうのです。

女性は会話をするときに脳全体を使って話します。
なぜなら右脳と左脳をつなく脳梁の比率が大きいからです。

そのために話している最中でもいろいろな情報を次々と取り込み、織り込んで話をすることが多くなります。
そのために本筋とは関係のない情報も途中で入ってきます。

本人の頭のなかでは取り出した情報にはすべて関連性があり、話が飛んでいるように思えても関連のある内容のひとつなのです。
通常の会話のときにはそういった部分も伝えれば「話題が豊富でおもしろい」となります。

単に言いたいことだけ言っていると「話が飛ぶよね」となります、そんな女性も確かに多いですけどね。
そして言い争いのときは感情的になっているので「話が飛ぶ」状態になりやすいのです。

言い争いをしているときはなぜそれが関連性があるかの説明はしないですよね。
なので男性にとっては「それ今は関係ないだろう?」ということになってしまうんですね。

すべての情報が混在して話がまとまっていないように聞こえてしまうんです。

一方で男性は言語を司る左脳のみを使って会話をします。
左脳を使っている時は基本は理論立てて本筋のみを話すことが多くなります。

理論の部分と感情の部分を分けて使っていることも多いので、会話で感情的になることも少ないです。
人によっては理屈っぽくてくどくなってしまう人もいますが、理論的な、ある意味まっとうな意見を実際に言葉に出して相手に伝えます。

しかし、いくらまっとうな意見でも言葉に出して伝えている情報が少ないので相手に伝わりづらいこともあります。
情報が少ないというのは女性がそう感じてしまうという意味で、実際に少ないわけではありません。

どうでしょうか、今回は言い争うというシチュエーションでしたが、これが日常生活で普通に起こっていることです。

お互いに伝えたい事が微妙にずれていて理解しづらい、しかもずれていることに気が付きにくいので争いになったりするわけです。
自分の思考は普通であたりまえだと思っていますからね、お互いに。

もちろんすべての人に当てはまるわけではなく、一般的にこういった傾向があるというだけの話です。
男性でも感情的な人はいますし、女性でも常に冷静な人もいます。

男女で口論になったときにお互いの考えがまったく理解できないのは脳の使い方に違いがあったのですね。

口論で男性が言い負かされてしまうのは理論的で感情的になりにくく、女性がたくさんの情報を出して言い負かしてしまうからなんです。

男性が女性にイライラするのは感情的になる理由がわからないから、女性が男性にイライラするのはちゃんと話を聞いてるのかどうかわかりづらいから。

こういった違いを最初にきちんと理解しておくと喧嘩も少なくなるかもしれません。
一般的な男性脳、女性脳の特徴を知っておきましょう。

スポンサーリンク

男脳にはどんな特徴があるの?

男性脳は右脳と左脳を前後に動かして使い、右脳の発達が早いという特徴があります。
思考の特徴として下記のことが挙げられます。

*空間認識
男性は、ある決まった脳の場所が集中的に働くので空間把握が上手くできます。
確かに女性よりも地図を見たり設計図を見るのが上手い男性は多いですよね。

*理論的
男性は大昔狩りをする役割でした。
命がけで行う狩りをいかに効率よくできるかが大切だったことから、遺伝子レベルで理論的な思考になっています。

男性は会話も行動も目的があり、理論を組み立て達成に向かって言動を起こします。
なので男性は女性同士が会話をしているときに話がしょっちゅうそれたりすることが理解できません。

いっしょにショッピングに行っても男性は目的のものを見つけて買えばそれで終わりですが、女性が目的のもの以外をウィンドショッピングしていることにイライラしてしまうのです。

*達成が存在意義
男性は目標を達成することで自分の存在を証明し、自尊心を高めます。

狩りをしていた大昔、獲物を捕ることが男性のやるべきことでした。
目的とするものが達成できなかった場合、自分の能力を証明できなかったと挫折を感じてしまうのです。

仕事の失敗やリストラによる自殺者に男性が多いのはこの脳の思考が原因です。

*1つのことに集中する
男性はなにかをしているとき決まった部分の脳だけを使います。
ですからその目的となるもの以外のことをすることは難しいのです。

*攻撃的
男性は脳の偏桃体が女性よりも大きく、ホルモンや神経伝達物質の働きもあり攻撃的です。
これは大昔に命がけの狩りをするときのために発達していった思考です。

*ストレスに弱い
男性の脳は女性よりも大脳辺縁系が強靭ではないので、
ストレスに弱いです。

全員に当てはまるとは言えませんが、女性とは大きくちがいますね。

女脳にはどんな特徴があるの?

女性は右脳と左脳を使う脳梁が発達していて、脳全体を使って思考をします。
女性脳の特徴についてお伝えしていきます。

*周期性
女性は月経の為に出されるホルモンの影響で、脳に周期性があります。

*コミュニケーション力
女性の方が男性よりコミュニケーション能力にたけています。
これは大昔に男性が狩りに行き、その間女性と子供でいつ襲われるかわからない環境で過ごしていた為です。

女性たちは周りと頻繁に会話し、お互いの存在を確かめ合っていました。
なにかのためにコミュニケーションをとるのではなくコミュニケーションをとることを目的としていたのです。

また、食材の採集を行ったり子供の世話したりと周囲の人たちと協力しあって暮らしてきました。
この中で相手の表情を読み取る力が発達しました。

*言動能力の発達
女性はコミュニケーションを大切にする環境で暮らしてきたため言語能力が発達しています。
脳梁が大きいため会話の際に脳全体を使って話すため、情報量が多く次々と色々な会話をします。

また会話の中で感情的になりやすいです。
これは情報が多いためにその時の感情も呼び起こされてしまうことも理由です。

*複数のことを同時にできる
女性は大昔から家を守るのが役割でした。
家全体のことをみて作業しなければならず、複数のことを同時にできる力が発達しました。

子供を見守りながらママ友とおしゃべりしたり、掃除をしながら夕食の献立を考えつつ遊んでいる子どもに目を配るのは容易いことですよね。

女性のおしゃべりは生きるための手段だったんですね。

関連記事
脳とストレスの関係 ストレス脳の改善方法や解消方法は?

まとめ

男女で考えに違いがあるのはなんとなくわかっていたけど、何が違うのか上手く説明できずにイラついた事はありませんでしたか?

でもこうした違いをきちんと認識することで、多少は理解できるんじゃないでしょうか。
とにかくお互いを尊重しあうことが大切ですね。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です