忘年会・新年会などの機会が多い年末年始、つらい二日酔いにはなりたくありません。宴会続きでもなんとか快適に過せるような良い方法はないでしょうか。
二日酔いを予防してくれる食べ物はあるの？
二日酔いの予防にオリーブオイルってほんと？
飲んだあとには水分補給が必要なの？
と言った疑問にお答えしていきます。
二日酔いを予防する食べ物は？
二日酔い予防をしてくれる食べ物はどんなものがあるんでしょうか？宴会の前に何か対策をしてできるだけ予防したいですね。
二日酔い予防にいいと言われているのが脂肪です。
脂肪は胃で消化するのにに時間がかかります。
オイルが胃に膜を作ってくれて、胃に入ってくる他の物も消化に時間がかかるので吸収が遅くなります。
つまりアルコールも通常に比べて吸収に時間がかかるということなんです。
逆に言うとお腹が空いている状態でアルコールを胃に入れると、吸収が早くなって一気に酔いが回ってしまいます。
「飲む前には食べろ」と言われる理由はこういったことだったんですね。
オイルを使った料理を食べておくといいでしょう。炒め物でも揚げ物でもかまいませんが、健康を考えるなら野菜サラダが良いんじゃないでしょうか。ノンオイルじゃないドレッシングを使ったサラダを選びましょう。
ちょっと前までは飲む前に牛乳と言われていました。これも牛乳の脂肪分が胃を保護すると考えられていたからです。
しかし牛乳の脂肪は少ないので胃を保護する程ではないということがわかってきました。牛乳に含まれる脂肪分は３～４％ほどです。
でも生クリームはもっと脂肪分が多いですよね。種類があるので一概にはいえませんが脂肪分は３０～５０％程はあります。牛乳の１０倍以上はあるわけです。
生クリームを使ったお菓子や飲み物を飲み会の前にとっておくと脂肪分がしっかり取れそうです。飲み会の前にカフェで生クリームの入った飲み物を飲むとか、生クリームを使ったデザートを最初に食べるとか、甘党の方はぜひ！
二日酔い予防にオリーブオイル？
二日酔いになるのはもちろん日本人だけではありません。海外でも二日酔いに苦しむ人がいるはずです。
他の国ではどんな食べ物が二日酔いの予防に使われているんでしょうか？
二日酔いにならないように胃を保護するという考えは他の国でも同じようにあるようです。
脂肪が胃を保護してアルコール吸収を遅らせるという考えで、飲む前には脂肪という国も多いようです。
イタリアでは飲む前にはオリーブオイルを飲むそうです！
オイルを飲む・・・って聞くとちょっと考えてしまいますけど、いいオリーブオイルは食品にかけて普通に美味しいので、おかしなことではないんです。脂肪なのでもちろんカロリーはそれなりにありますが、スプーンひとさじくらいを飲むようにすると良いかもしれません。
オリーブオイルは大腸で吸収される負担が少ないアブラです。
カロリーはありますが、オレイン酸やビタミンE、ポリフェノールが含まれた健康的なオリーブオイルはイチオシって言うことですね。オリーブオイルを摂るのは二日酔い予防には効果的なようです。
オリーブオイルを使った料理を食べるのが良さそうですね。
他にもビタミンEと脂肪分が豊富なナッツ類もおすすめです。
飲んだあとには水分が必要？
アルコールは脱水作用があり、水分を体外に出す働きがあります。アルコールだけで水分を沢山とっている気分になるかもしれませんが、実は脱水症状を起こす可能性があるんです。
アルコールを飲むときには必ず水を飲むようにしましょう。
脱水症状によって二日酔いの症状が悪化してしまうこともあります。たとえば脱水症状によって頭痛がひどくなることもあります。
脱水症状の症状は「めまい」「吐き気」「頭痛」などです、二日酔いの症状と似ていますよね。二日酔いのつらさに脱水症状のつらさもプラスされてはたまりませんから、意識して水分を取るようにしてください。
飲みながらも水分をとったほうが良いですし、寝る前にも水分はきちんと取りましょう。
寝る前にはコップ２杯の水を飲むと良いと言われています。水分摂取とアルコールの利尿作用でトイレに行きたくはなりますが、水分の補給は必要です。
トイレが近くなるから・・・と水を飲まない人もいるようですが、アセドアルデヒドを分解して早く出してしまったほうが良いのでちゃんと水を飲んでくださいね。
飲んでいる最中は水、またはお茶を摂るようにしましょう。
スポーツドリンクは健康的なイメージがありますが、じつは吸収を良くしてしまうのでアルコールの吸収も早くなってしまい、酔いやすくなってしまいます。
スポーツドリンクは翌朝に飲むようにすると身体の水分補給とミネラル補給ができます。
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まとめ
飲み会続きの年末年始ですが、二日酔いを予防して元気に過ごせるといいですね。
