
いろいろなダイエット方法がありますが、コーヒーがダイエットに有効だという話があります。
普通に飲んでいるあのコーヒーがどうすればダイエットになるんでしょうか・・・
コーヒーダイエットの方法とは?
コーヒーダイエットで飲むタイミングは?
コーヒーダイエットにデメリットはあるの?
と言った疑問にお答えしていきます。
コーヒーダイエットの方法
コーヒーダイエットはコーヒーの脂肪燃焼効果を利用したダイエット方法です。
脂肪燃焼と言ってもただ飲むだけで痩せるのかというとそういうわけでもありません。
正確には「コーヒーには脂肪燃焼を促進する働きはあるが、目に見えて分かるほどの効果はない」ということです。
よく言われているのが、あれほどたくさんコーヒーを飲んでいるアメリカ人の肥満率はどうなんだ?・・・って言うことなんですよね。
しかし、脂肪燃焼効果を上手く使う方法というのがあるんです。
それが「運動する前にコーヒーを飲むと脂肪燃焼効率がよくなる」というものです。
コーヒーに入っている「カフェイン」と「クロロゲン酸」が主に脂肪燃焼に働いてくれます。
コーヒーを飲んだあとに運動すると脂肪が燃えやすくなりますが、これはカフェインが血液中の脂肪酸の濃度を上げやすくしてくれるので、脂肪が利用されやすくなるということです。
たとえば単に食後にコーヒーを飲んだとしても脂肪燃焼効果はほとんど感じられないと思います。カフェインによって血中の脂肪酸濃度が上がってもそれを消費しないと減らないので痩せたとは感じないですよね。運動することによって脂肪が使われて減っていき、ダイエットになるというわけなんです。
また、コーヒーのクロロゲン酸は脂肪燃焼を促進する作用があります。クロロゲン酸はポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があります。
ヒトの身体の細胞にあるミトコンドリアは脂質を利用してエネルギーを生み出しています。コーヒークロロゲン酸はミトコンドリアに脂質取り込みを促すことで脂肪燃焼を促進する働きがあります。
カフェインとクロロゲン酸の働きでコーヒーダイエットがうまくいくということなんです。
運動は特別難しく考えなくても、ふだんやっている運動があるなら運動前にコーヒーを飲むだけでOKです。
これから運動を始めるということなら、いきなり長距離走ったりせずに軽いジョギングやウォーキングから始めても良いんじゃないでしょうか。続けることが大事なので無理せずにできる運動を初めてください。
可能なら軽い筋トレのあとに有酸素運動を20分以上続けると効果的です。
コーヒーダイエットで飲むタイミングは?
運動をする2~30分前にコーヒーを飲んでください。コーヒーに入っているカフェインが脂肪を効率的に燃焼してくれます。
コーヒーはできるだけドリップした物がいいようです。淹れるときのお湯はあまり温度が高すぎないもので、80度くらいがいいようです。というのもクロロゲン酸は熱に弱いので沸騰したお湯だと減ってしまうからです。
豆は浅煎りにしたほうがクロロゲン酸が多く入っています。熱に弱いので深入り豆だとクロロゲン酸が少なくなってしまいます。
砂糖を入れるとカフェインの働きを悪くするので可能ならブラックで飲んでください。ブラックがどうしても苦手ならほんの少し甘くしたり豆乳を入れると飲みやすくなります。
アイスにするよりもホットで飲むほうが効果が高いようです。
インスタントコーヒーでもカフェインやクロロゲン酸が入ってはいますがレギュラーコーヒーに比べれば少なくなってしまいます。缶コーヒも同じことでカフェイン・クロロゲン酸の量は少ないです。
でも手間を掛けたくない、手軽にやりたいということであれば効率は悪くなりますが運動前のコーヒーに利用するのも良いかもしれません。
コーヒーダイエットにデメリットはある?
ではコーヒーダイエットにデメリットというのはあるのでしょうか。
- 胃の具合が悪くなることもあります
予防法としてはなにか食べながら飲む、おやつと一緒に飲む、というように空腹じゃないときに飲むようにしましょう。
- 貧血の人は注意してください
- コーヒーの覚醒作用に気をつけてください
まとめ
コーヒーを利用してダイエットができるのは手軽でいいですね。
運動をしている方はぜひ実践して理想の体重を手に入れてください。