成人式は大人になったお祝いですからちゃんと祝ってあげたいですね。でも成人式のお祝いを贈るマナーというものはあるんでしょうか?
成人式のお祝いにマナーはあるのか?
成人式お祝いの相場はどのくらい?
成人式お祝いのプレゼントは何が良い?
と言った疑問にお答えしていきます。
成人式のお祝いのマナー
親戚の子供の成人式にお祝いを贈る場合、気をつけることはあるんでしょうか。
まずはお祝いを送るタイミングですが、ちょっと早めに送ったほうが良いようです。
成人式は1月の第二月曜日です、できるだけ成人式の前日までに渡しましょう。
式典の後は友人と会って同窓会のようになり遅くなってしまうことも多いですよね。そうなると当日に会えないことも考えられます。
当日に食事会があるなどスケジュールがわかっている場合は構いませんが、成人式のお祝いは遅れないほうが良いので早めに贈りましょう。
1月の初めから贈ってもかまいませんので、お正月に渡しても大丈夫です。
近くに住んでいてすぐに会える距離なら良いのですが、遠くに住んでいてお正月くらいしか会えないということもありますよね。
もしお正月に会えるならそのときに「成人祝い」を渡してもかまいません。
直接顔をみて、お祝いの言葉を添えて渡すことができるので、遠方に住んでいてなかなか会えない場合はお正月に渡してしまいましょう。
お正月にも会えないという場合は現金を送る場合は現金書留で送りましょう。
お祝いを渡すときには本人にはもちろんのこと、ご両親にもお祝いの言葉をかけてください。
ちゃんと育て上げたご両親を「一区切りつきましたね」とねぎらってあげてくださいね。
成人式お祝いの相場は?
本人との間柄や地域によってもお祝いの金額は変わってきますが、一般的な相場はこのようになっています
おじ・おば :1万円~3万円
祖父・祖母 :1万円~5万円
兄姉 :5千円~1万円(社会人の場合)
知人・その他 :5千円~1万円
紅白の蝶結びのご祝儀袋で、表書きは「祝御成人」「御成人御祝」「御祝」・・・とします。
両親は現金でのお祝いはなし、祖父母は現金でということも多いようです。
というのも、両親はスーツや振り袖を用意してくれますよね。特に女の子は振り袖を用意するとなるとかなりの出費になってしまいます。
品物だけでなく食事会や写真館での撮影などもあるでしょうから、それだけで充分すぎるお祝いになっています。
祖父母がスーツ、振り袖を贈ってくれることもありますが、その場合も現金でのお祝いはない事が多いです。
また、兄姉が多い場合は話し合って合算して渡すこともあります。
お祝いを現金でなく商品券にしたりプレゼントの品物にすることもあると思います。
あくまで参考として考えてくださいね。
成人式お祝いのプレゼントは?
お祝いに何かプレゼントを贈りたいというときはどんなものを選べば良いのでしょうか。
20才で大人になったということを祝うわけですから、今後社会人としても長く使えるような品物が良いでしょう。
例えば甥っ子にプレゼントするなら本人が好きそうなブランドのネクタイとかいいですね。スーツなどは両親や祖父母が購入することも多いので、そのスーツに合ったネクタイを選ぶという方法もあります。
すでに会社員としてスーツを着て仕事をしているなら、仕事のスーツにも合いそうなネクタイを見繕っても良さそうです。
腕時計やビジネスバッグなども成人のプレゼントの定番です。
印鑑をプレゼントするという方法もあります。
男性は名前が変わることはあまりないのでずっと使えますし、ちゃんとした印鑑もいずれ必要になるので長く使ってもらえますよ。印鑑は値段がピンキリですが、そこまで高級ではなくても品のある良いものを選んであげると喜んでくれそうです。
姪っ子の場合は社会人女性が持って恥ずかしくない小物を贈るのはどうでしょうか。
バックやアクセサリーは定番ですが、今後の冠婚葬祭に使えるようなパールのアクセサリーなども良いと思います。こういったものは流行りがありませんし必要になるものですからずっと使ってもらえそうです。
パールのネックレスはもらったときはとくに喜ぶ物ではないかもしれませんが、たいていは20代後半から使用頻度が高くなります。きちんとした場につけていけるアクセサリーはかなり重宝しますのでずっと使ってもらえますよ。
まとめ
あんなに小さかった子が成人式・・・昔から知っているとそんな感慨深い気持ちになってしまいますよね。
これからちゃんとした社会人になってくれることを願ってお祝いを贈りたいですね。