
大根が美味しい時期にいっぱい食べたいけど、買いすぎて困ってしまうこともありますよね。そんな時は冷凍して保存することもできるんですよ。
大根を冷凍保存できる期間はどのくらい?
大根はそのまま冷凍保存することができるの?
大根おろしを冷凍することも可能?
と言った疑問にお答えしていきます。
大根を冷凍保存できる期間は?
大根は実は冷凍をすることができます。
大根がたくさんあってダメにしてしまいそうなら冷凍保存をしておいたらどうでしょうか。
下茹でした大根を冷凍するのがおすすめです。
そのまま冷凍するよりもアクが少なく臭みも少なくなるのでおいしくいただけます。時間があるならいちど火を通してから冷凍することをおすすめします。
大根は使いやすい形に切ってから下茹でします。米のとぎ汁で茹でるとアクも臭いも取れやすくなるようですよ。
下茹でした大根の水気をよく切って一回分ずつ小分けにしてビニール袋に入れるかラップでくるみます。できるだけ空気を抜いてくださいね。
ジップロックなどに入れて冷凍保存します。
たとえばいちょう切りにして野菜と一緒に煮物にしたり酢の物にしたり、千切りにしておいて味噌汁の具にしたりできます。
コツは半解凍もしくは解凍せずにそのままの状態で調理することです。
冷凍した大根はじつは味が落ちてしまっておいしくありません。生食には向かないのでサラダなどにはせずに、利用するなら調理してから食べるようにしてください。
そのまま冷凍した大根は組織が半分壊れてしまうのでシャキッとした食感はなくなってしまいます。
ただし、壊れた組織に味がうまく染みこむため煮物などはとても美味しくできあがります。
半解凍の状態で甘酢につけておくと味がうまく染みこんでとってもおいしい甘酢漬けになります。
おなじく半解凍状態の輪切り大根を煮物に使うと煮汁が染みこんでおいしい大根になります。
味が染み込みやすくなるのでその特徴をうまく使っておいしい大根料理を作れます。
一時間煮込んだおでんの大根が数時間煮込んだようなとろとろの美味しい大根になります。
冷凍した大根は1ヶ月以上は持ちますので、もう一品欲しい時などにうまく利用してくださいね。
せっかくの食材なので無駄なくおいしくいただけるといいですね。
大根はそのまま冷凍保存できる?
調理した大根を冷凍したいけれど調理している時間がないときもありますよね。下茹でする時間もないときもあるでしょう。
そんな時はそのまま冷凍してしまっても大丈夫なんです。
丸のままだとさすがに利用しづらいので、切ってから冷凍庫に入れてください。
厚めに皮を剥いて3センチほどに輪切りにします。空気を入れないようにラップで1つずつくるみ、ジップロックなどに入れて冷凍保存してください。
いちょう切りや千切りなどの使いやすい形に切っておくとそのまま調理できるのでとっても便利です。やはり空気を入れないようにジップロックやビニール袋などで保存してください。
冷凍した大根を使って大根おろしを作ることもできるんですよ。これはちょっと驚きました。
大根おろしにしてから冷凍したほうが使いやすいのですが、手を加えている時間がないときはそのまま輪切りにしてその大根でおろしを作れます。冷凍のままだと食感が悪くなり完全に解凍してからだと上手くすりおろせないので半解凍状態ですりおろしてください。
大根おろしの冷凍保存のやりかた
大根おろしを冷凍することもできます。
大根をすりおろしてそのまま一回分ずつに小分けして冷凍すると使いやすいです。
小分けの仕方
- 製氷皿で
- ジップロックで
- ラップで
使うときは自然解凍するのがおすすめです。電子レンジでの解凍は苦味が出てしまうことがあるのであまりおすすめしません。
料理で「おろし煮」に使う場合は半解凍のものをそのまま利用すれば大丈夫です。
冷蔵庫での大根の保存法はこちらの記事を参考にしてください
⇒ 大根を長持ちさせる保存法
まとめ
冷凍は使いようで本当に便利だし時間のないときは大助かり、さらに無駄がなくエコで経済的といいことづくめ・・・
上手にかしこく利用してくださいね。