花粉症を悪化させる食べ物 食事で減らすべき食材は?

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毎日の食事で花粉症が悪化するものを無意識に食べていたら・・・と考えるとおそろしいです。体に良くないと言われているものはできるだけ避けるようにしたいですね。

花粉症を悪化させる食べ物は?
花粉症の食事で減らすべきものは?
花粉症が悪化してしまう食材は?

と言った疑問にお答えしていきます。

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花粉症を悪化させる食べ物

花粉症を少しでも改善するためには毎日の食生活に気をつけましょう。
食事の内容によって改善されていくこともあれば悪化してひどくなってしまうこともあります。

特に気をつけて欲しいのはファーストフードやインスタント食品です。

  • ファーストフード、インスタント食品
ファーストフードにはトランス脂肪酸が多く含まれています。
トランス脂肪酸は免疫機能に大きな影響を与えると言われていますので摂らないほうが安心です。
さらにトランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やすので腸内環境が悪化してアレルギーを悪化させてしまいます。腸内環境を整えることが花粉症改善のために必要です。

同じようにインスタント食品にもトランス脂肪酸が多く含まれていることが多いです。
さらに食品添加物が入っていることが多いのでこれも花粉症を悪化させる原因となります。

  • アルコール
アルコールも花粉症を悪化させるので花粉の時期はできるだけ飲まないようにしましょう。
アセトアルデヒドが鼻炎症状を悪化させます。
3月・4月は年度切り換えで歓送迎会も多いと思いますが、アルコール以外のものを飲んだほうが良さそうです。

  • 刺激物
刺激物もアレルギーを悪化させるので気をつけてください。
刺激物を食べると血行が良くなりますが、鼻の粘膜にある毛細血管が充血して鼻炎症状がひどくなることがあります。

唐辛子が入った料理は控えめにして、いつもはたくさん使っているタバスコやカラシも控えめにしましょう。カレーも激辛はやめておいたほうがいいですね。
ただしわさびは花粉症の発症を抑える働きがあると言われています。

激辛料理を食べながらビール・・・は花粉症時期はやめておきましょう。

  • 乳製品
乳製品はアレルギーを引き起こす事があるのでこの時期は控えたほうが安全です。
ヨーグルトは腸内環境を整えるので良いのですが、牛乳やチーズなど他の乳製品は控えたほうが良いかもしれません。

食物アレルギーが引き金となって花粉症に移行してしまうこともあるので、身体にアレルギーが起こりやすい食物は少し控えましょう。

体にいいと言われているものでも体質によって合わないこともあります。
神経質になることはありませんが自分の体質をよく観察して、良くないと言われているものを少し避けるようにしてみてはどうでしょうか。
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花粉症の食事で減らすべきもの

花粉症を悪化させないために減らしたほうが良いものとはなんでしょうか?

食事で減らしたほうが良い物は「脂肪」と「高タンパク」です。

タンパク質は身体に絶対に必要な栄養ですし脂肪も細胞膜の材料なので全く摂らないのは良くありません。過剰に取るのをやめたほうが良いということです。

つまり適度なタンパク質と良質な油をとるようにしてください

特にお肉は消化吸収にはものすごく時間がかかり酵素の消費も多く負担が大きいです。腸に長い時間いるわけですから腸内環境にも影響します。
お肉だけじゃなくて卵やイクラ、たらこなどは高タンパク食品です、食べ過ぎにはくれぐれも注意してください。

脂肪が多い肉はできるだけ控えて、魚でタンパク質を取るようにするといいですね。

花粉症時期は和食を多く食べるようにして油を減らすように意識しましょう。
アブラに関しては花粉症の最大の原因ではないかとも言われています。

特に一番多く摂取している「オメガ6」の過剰摂取はアトピーやアレルギーなどの炎症疾患を引き起こすと言われています。
普通使われている植物油はだいたいオメガ6のアブラで、トランス脂肪酸もオメガ6系の一種なんですよ。

調理に使うならオリーブオイルがおすすめです。オリーブオイルにはオメガ6系は含まれていません。

生で食べるならオメガ3脂肪酸のアマニ油がイチオシです。えごま油やDHA・EPAもオメガ3脂肪酸です。

花粉症が悪化する食材とは

花粉症を悪化させてしまう食材というのはあるんでしょうか?

意外なようですが「生トマト」は良くありません。
生のトマトはヒスタミンを多く含んでいるためアレルギー症状を起こしやすくなってしまいます。とくにスギ花粉やヒノキ花粉に反応する人は要注意です。ヒスタミンはアレルギー症状を起こしやすい化学物質です。

ただし熱を通せば問題なく食べられます、あくまで生のトマトは避けたほうが良いということです。

トマトはリコピンをはじめカラダに良い栄養がたっぷり含まれている優良食材です。加熱したトマトはむしろ積極的にとってほしい食材なので炒めたり煮たり調理して食べてください。トマトの水煮やトマトジュースは問題ありません。

他にも「ほうれん草」「たけのこ」「セロリ」「なす」などもヒスタミンが多く含まれている食品です。
これらの野菜も火を通せば問題ないのできちんと調理すれば大丈夫です。

ほうれん草や茄子は調理して食べることがほとんどだと思いますが、トマトは生で食べることが多いので注意してください。

また果物でも「バナナ」「パイナップル」「キウイ」はセロトニンが多く含まれており、アレルギー症状を起こしやすくなります。
同じく熱を通せば問題ないのでパイナップルの缶詰や生じゃないジュースなどは大丈夫です。

ヒスタミンやセロトニンは鼻炎を悪化させると言われています。

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まとめ

食べるものは個人の体質や生活習慣などいろいろな要素が混ざり合っているので、絶対的にこれが悪いとはいえないことがあります。
過敏になりすぎてストレスでアレルギーが悪化することだってあります。
負担を感じないでできることからはじめてみるといいかもしれません。

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